JAみはら4月号265
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5JAみはら 2015 APRIL5柑 橘担当 石川 祐介(広果連)●品種更新品種更新で考えなければならないことは適地性と労力配分です。優良品種に更新しても労力不足により十分な栽培管理ができない場合や、不適地で栽培すると、品種が本来持つ特性を十分発揮できません。●苗木の植え付け苗木の管理を徹底しておこない、早く大きく育てることで未収益期間を短くします。植え穴(幅80㎝:高さ50㎝の場合)にピートモス3㎏、苦土石灰2㎏、ようりん1㎏を土と混ぜる。注文した苗木が入荷したら、根についている土を水で洗い、1晩根を水につけておきます。翌日、根が重ならないよう広げながら土をかけて植え付けます。土は接木部が隠れる程度にかけます。植えた後に、かん水を行います。かん水を行うと、土が下がるので再度土を覆います。植え付け後は抑草目的に黒ポリマルチし、苗木が倒れないように支柱を立てて誘引します。また10日間隔で、葉面散布を実施しましょう。●高接による更新高接ぎ更新の利点は、結果樹齢に達するのが早いことや品種更新にかかる経費が安いことです。しかし、その反面、樹勢が弱りやすいという欠点もあるため高接する場合は、若く樹勢の良い健全な樹を中間台木としましょう。〔穂木の管理〕自家穂木を使用する場合は、せん定時に採穂し、乾燥しないようビニール袋などに包んで冷暗所で接木時期まで保管します。穂木を長期間保管する場合は、途中で一度包装を解き、枯れた葉柄などを除去した後、再貯蔵します。〔接木の時期〕接木は、3月~5月上旬まで可能ですが、早いほど発芽後の生育が良く、遅いほど活着率が高くなります。〔接木の方法〕接木の方法は、切り接ぎと腹接ぎと2種類ありますが、一般的には主枝や亜主枝へ切り接ぎと併用して横枝へ腹接ぎをおこないます。接木する場合は、根の減少を防ぐため必ず力枝を残します。●温州みかんのせん定26年産は生産量が少ない年となりました。27年産は着花が多いと予想されます。春芽を発生させ28年産の生産量を確保しましょう。《着花が多いと予想される園地》せん定を早めに開始する。春芽の発生を促すため、除葉又は予備枝をとる。《着果が少ないと予想される園地》花を見てから軽いせん定に留める。●中晩柑類のせん定中晩柑では、大玉生産をするために、春芽の発生が重要です。新しい葉は、古い葉に比べ2倍栄養を作る力があり果実の肥大に大きく影響します。混み合っている枝の間引き、長く伸びすぎた枝の切り返し、枝先の整理を行い、樹冠内部まで光を当て新梢の発生を促します。春肥の施用まだ春肥を施用していない場合は、基準量を施用してください。病害虫防除クワゴマダラヒトリ(ケムシ)芽や花を食害され、被害が甚大な園地では収穫量が減少します。園地ごとの発生状態を確認し、発生が見られる場合は早急にダーズバン乳剤:1,000倍で防除しましょう。かん水乾燥が続くと、発芽の遅れや不揃いの原因となります。乾燥が続く場合は、かん水を行いましょう。葉面散布樹勢を強化して、発芽を揃えるため、葉面散布を行いましょう。発芽前は尿素で、発芽後は窒素系液肥で、7~10日間隔で散布してください。芽かきする芽かきする10~15㎝30~35㎝芽かきする・主枝候補の①~⑤の腋芽は1本にする・接ぎ木部より10~15㎝の腋芽を全部かぐ1年生苗木の処理方法【全体運】縁の下の力持ち的な役割が増えるかも。でも、ポジティブに捉え、力を尽くすのが正解。気晴らしには温泉へGO【健康運】疲れをため込みやすい時期。休息が必要【幸運を呼ぶ食べ物】カブ今月の運勢 牡牛座4/20~5/20

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