JAみはら5月号266
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5JAみはら 2015 MAY5落 葉 果 樹担当 高橋 敏行(広果連)●ブドウ新梢の管理展葉9枚頃を目安に、新梢の誘引を行い、展葉12枚を目安に摘心を行ってください。この誘引、摘心によって枝の伸長が抑制され、花穂に養分を集中させ、充実した花を咲かせます。花穂の整理花穂の整理は、樹勢に合わせて行ってください。ピオーネなどの四倍体品種では樹勢が中庸な場合には1新梢1果房とし、強い場合には1新梢2果房として枝の強さを調整します。この時期の房数は、最終着房数の2割程度多く残します。種なし処理(1回目ジベ処理)品種により、処理濃度、処理適期が異なります。ジベレリンが十分に吸収されるには、処理後、湿度80%以上で、8時間以上経過する必要がありますので、湿度の下がりにくい夕方に処理を行ってください。また、乾燥している場合は、処理前にかん水を行って圃場の湿度を高めてください。●イチジク芽カキイチジクは、葉が大きく、新梢の伸長も旺盛で、油断するとすぐに込み合い、懐枝の受光が悪くなってしまいます。混み合った部分の立ち芽を中心に芽カキしてください。捻枝・誘引樹勢の強い若木などでは、枝が立ち気味となるため、栄養生長型となり、熟期が遅れます。また、枝が立つと、懐に光が入りにくく、果実の着色も悪くなります。熟期を早め、樹形を整えるためにも、捻枝・誘引を行ってください。捻枝は、伸びた新梢の基部から2~3節の部分を持って捻ります。誘引は、マイカー線等を用いて行ってください。かん水土壌の乾燥は、生育不良の原因となりますので、降雨がなく乾燥が続くようであればかん水を行ってください。そうか病防除発芽期~梅雨時期にかけて降雨が多いと感染が助長され、被害が大きくなります。また、葉、枝、果実の幼若な組織を侵すことから、初期の防除が重要となります。●モ モ摘 果予備摘果は、満開後20日頃から開始します。仕上げ摘果は、双胚果や変形果などが判別しやすい満開後40日頃から行います。ただし核割れや生理落果の多い品種(清水白桃など)では、満開後75日頃に実施します。●カ キ摘 蕾この時期の発育は貯蔵養分が主になるので摘果ではなく摘蕾が基本となります。時期は開花の15~10日前に行います。富有は1結果枝に1~2蕾を目安に残します。残す蕾として、①ヘタが充実した傷のない大きな蕾、②結果枝の基部と先端は落とし、中央部の横または下向きの蕾をのこす様にします。上向きの蕾は、日焼け果になりやすいので落とします。芽カキ主枝・亜主枝の背面から出る新梢など、日当たりを悪くする新梢をかぎ取ります。家 庭 菜 園担当 成末 直美気温が上がり、過ごしやすい気候となってきました。外の作業がしやすくなってくる時期です。これからの時期は、野菜や花などさまざまな作物の植え付けが始まります。●野菜苗の植え付けについて主に、夏野菜苗の植え付けをする時期です。植え付けについておおまかな手順を載せてみますので参考にしてください。①準 備植え付けの日は、苗が風に当たってしおれないよう、できるだけ曇天で風のない日に行いましょう。植え付けの前に、ポット苗に水をやり、根鉢全体を湿らせておきます。【全体運】新しいことを始めるチャンスです。過去にできなかったことへの再トライも正解。アクティブに行動しましょう【健康運】運動前には準備体操を。柔軟性を高めて【幸運を呼ぶ食べ物】ゼンマイ今月の運勢 牡牛座4/20~5/20

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