JAみはら6月号267
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6JAみはら 2015 JUNE6施してください。●モ モ摘果の見直し仕上げ摘果終了後、再度適正結果量かどうか確認し、品質が劣り、小玉になりやすい下枝部分にある果実は摘果してください。袋かけ前の防除◎灰星病・黒星病(5月下~6月中旬)ダコレート水和剤1、000倍 シンクイムシ類、コナカイガラムシ類オリオン水和剤40 1、000倍混用して防除してください。袋かけ防除が終了したら、早急に袋かけを行ってください。新梢管理新梢は、6月下旬~7月上旬に伸長が停止するような状態が理想的です。枝が徒長して枝が混み合う場合は、基部から切除するか、10~20㎝程度残して切返します。 また、主枝の背面など日焼けが心配される場合は、捻枝を行って、直射日光を防いでください。支柱立て・枝つりこれからは、果実が急激に肥大します。果実の重みで枝が折れたり、下枝と重ならないように、支柱立てや枝つりを行なってください。●カ キ生理落果カキの生理落果は、開花後から7月にかけて起こります。生理落果は日照条件や、枝との養分競合で変動が大きく、差がでます。不要な徒長枝の除去を行い、養分競合を抑えて、生理落果が小さくなるようにしてください。防 除◎6月上旬(開花終期) 落葉病・うどんこ病・たんそ病ベルクート水和剤1、500倍 カキノヘタムシガ・カキクダアザミウマ・フジコナカイガラムシモスピラン顆粒水溶剤4000倍◎6月下旬 落葉病・うどんこ病・たんそ病ストロビーDF3、000倍 カキノヘタムシガ・カキクダアザミウマジェイエース水溶剤1、500倍●ブドウ新梢管理開花期になっても、新梢の伸びが止まらないような枝(樹)では、花穂(房)に養分が回りにくくなっています。新梢と花穂との養分競合を避け、実止まりを良くするため、展葉12枚を目安に摘心を行ってください。摘心後に発生する副梢は、1~2枚で摘心してください。摘 房1回目のジベ処理後、実止まりが決定したら摘房を行います。摘房は、最終着果量の2割増し程度残すようにしてください。樹勢の弱い樹では早く、強い樹では時期を遅らせて、樹勢を調整してください。房の再整形実止まりが確認でき次第、房の再整形を行います。ここで房の大きさを決めておかないと、大房になり、着色不良、食味不良、房型不良の原因となります。2回目のジベ処理までに、肩の位置を決め、穂軸の長さを調節します。穂軸の長さは、2回目のジベ処理時点で、種無しピオーネ:6㎝、ベリーA:7㎝が目安となります。摘 粒摘粒では、小粒果、奇形果、傷果、内向き果、突出果粒を除去し、房型を整えます。●イチジク摘 心新梢や副梢の発生を抑え、栄養生長(枝、葉をつくる生長)から生殖生長(果実を成熟させる生長)への移行を促すために摘心を行います。10~12段になった時点で未展葉部分をピンチします。その後、発生する副梢は2芽で摘芯し、その後は随時かきとってください。何時までも、副梢が伸び続けるような樹勢の強い樹は、肥培管理、水管理等を再検討し、改善する必要があります。排水対策イチジクの根は、果樹の中でも耐水性が非常に弱く、過湿状態になると根傷みを起こします。根が傷むと、紋羽病、株枯病、ヤケ果等の発生原因となります。梅雨時期を前に、園内の溝切りや排水溝を整備しておきます。防 除◎6月上・中旬 そうか病トップジンM水和剤1、500倍 キボシカミキリ・アザミウマ類モスピラン顆粒水溶剤2、000倍 ※カミキリムシ成虫の捕殺6~9月早朝見つけ次第行う。◎ネコブセンチュウ防除ネコブセンチュウは、5~6月と9~10月に増殖が大きいことが知られています。産卵、ふ化幼虫の多いこの時期(5月~6月)に、ネマトリンエース粒剤今月の運勢 双子座5/21~6/21【全体運】前向きになれるはず。やってみたいことを始めれば、すんなり上達できそう。温めていたプランの実行も大賛成【健康運】睡眠の質を高めることで、より健康体に【幸運を呼ぶ食べ物】シシトウ

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