JAみはら6月号267
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7JAみはら 2015 JUNE7(収穫60日前まで、1回以内)を20㎏/10a、樹冠下に処理し、土と混ぜてください。家 庭 菜 園担当 成末 直美●梅雨に入るまでに梅雨に入り降雨が続くと、病気の発生や、根腐れ等の悪影響が懸念されます。梅雨入りまでに、排水溝を掘るなど、ほ場周辺の排水対策を行っておきましょう。また、マルチやわらを敷いて泥の跳ね上がりによる病気の発生を防ぎましょう。さらに、摘葉や摘芯など整枝をこまめに行い、できるだけ湿気が溜まらないようにすることも重要です。●農薬の紹介前述した病気になるリスクを軽減させるための工夫の次に、有効的な対策として挙げられるのが農薬散布です。以下に紹介しておきますので参考にしてください。農薬を使用するにあたっては、ラベルにて、登録内容(適用作物・収穫前日数・倍率・使用回数など)を確認してから使ってください。「ダコニール1000」幅広い作物に登録のある薬剤の1つです。病気が発生する前から定期的に散布しておく方が高い防除効果を示します。●タマネギの収穫圃場のタマネギが6~7割倒れたら、晴れた日を見計らって収穫をしましょう。土が湿っていると腐敗の原因となることがあるので、天気の良い日に引き抜き、風通しの良いところに広げて干します。●タマネギの病気今年は、春先から雨が多かったため、気温の上昇とともに病気の発生があったのではないでしょうか?収穫の時期がせまっている時期ではありますが、来年度の作付に向けて今年の振り返りをしましょう。タマネギの病気(べと病)は、春先の気温の上昇とともに発生が現れてきます。併せて、降雨など湿度が高くなる気候の際に最も被害が起きやすくなります。そこで、気温が上がってくる3月の上中旬ごろと4月初めごろにあらかじめ前述の「ダコニール1000」を散布してみましょう。病気の発生がある前に散布しておくことで、病気の発生を抑制したり、発生しても大きな被害になるのをある程度抑えることが可能です。●タマネギのとう立ちタマネギのとう立ちが起こる原理として、ある大きさ以上に育った苗が冬の低温に一定期間以上合うと起こるといわれています。一般的には、茎の太さが1㎝以上の苗が、10℃以下の低温にあうというのが条件といわれています。このようになる原因としては、早まきなどをして大苗を作りすぎてしまった、または冬に入るまでに大きく育てすぎてしまったなどです。定植時の苗の大きさや施肥量について見直してみましょう。実際に、とう立ちしてきたらできるだけ、とうが小さいうちに収穫してしまいましょう。大きくなってしまうと、とうの根元(基部)がかたくなるため、味が悪くさらに貯蔵に向かなくなってしまいます。●タマネギの吊るし方最後に、タマネギを吊るす時の結び方を載せてみます。長期間の貯蔵を行う時、タマネギが結び目から抜け落ちるのをある程度防ぐことができますので参考にしてください。①ひもを2つ折りにしてタマネギの下に通す。③端を引いて引き締める。⑤同じように、もう1組タマネギをひもで結びます。ひもの端を本結びで結ぶ。②ひもの端を折って、輪になった部分に通す。④タマネギの間に通し、ひもの端が上に向くようにする。⑥結んだ部分を引っかけて吊るす。今月の運勢 蟹座6/22~7/22【全体運】縁の下の力持ち的な役割も笑顔で取り組み、サービス精神を発揮しましょう。一気に人気者になれる可能性大【健康運】栄養バランスを整えることで好転の兆し【幸運を呼ぶ食べ物】キュウリ

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