JAみはら8月号281
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7JAみはら 2016 AUGUST《8月中・下旬》 うどんこ病トリフミン水和剤2,000倍 カキヘタムシガ・カメムシ類MR.ジョーカー水和剤2,000倍かん水昨年、一昨年も夏の高温・乾燥で後期のヤケ熟れ果が生じました。乾燥が続く場合かん水を実施しましょう。●モ モ収 穫晩生種の収穫が始まります。果実の成熟は、樹の上部から下部へ、結果枝では先端部の果実から進みます。防 除《8月下旬(収穫後)》収穫後、葉を大切にして、落葉を遅らせることが、結果母枝の充実、貯蔵養分の蓄積につながります。本年度せん孔細菌病が多発した園地は、必ず防除しましょう。 シンクイムシ・モモハモグリガ・クワシロカイガラムシスプラサイド水和剤2,000倍 せん孔細菌病ICボルドー 41250倍倍果菜類の収穫が本格化してきています。引き続き、追肥を行いながら収穫していきましょう。風通しを良くするために、収穫と同時に混み合った枝や古くなった葉などは取り除きましょう。また、台風が発生しやすい時期でもあります。台風の予報があった場合は、ほ場に立てている支柱やネット等をしっかりと固定し、対策しておきましょう。台風が通過した後は、早めにほ場の修復を行い、倒伏したやさいについても起こしておきましょう。台風の強い風にさらされると、葉や実などに傷が入り、そこからさらに病気が発生しやすくなる場合もあります。可能であれば、殺菌剤の散布もおすすめします。家 庭 菜 園担当 成末 直美●秋冬やさいの種まきお盆が過ぎ、残暑がきびしくなるころから、秋冬やさいの準備が始まる時期です。暑い時期に種をまく秋冬の野菜は、ポット等で育苗を行った方が生育も揃いやすくなります。日中は日差しが強いので、寒冷紗などで覆いながら行いましょう。ブロッコリーの栽培食べる部分は、開花前の固く締まった「つぼみ」を食用にします。一般的なのは、直径10~15㎝くらいの花蕾ですが、わき芽から伸びる花蕾を収穫した茎ブロッコリーもあります。①育 苗平箱などに7~8㎝の条まきし、5㎜程度の覆土をして水をかけ、寒冷紗等で覆い乾かさないようにします。発芽後、間引き、2㎝間隔にします。②鉢上げ本葉が2~3枚になったころ、根を痛めないようにポットへ1株ずつ植えます。③ほ場の準備1坪あたり、堆肥と苦土石灰500gとJA三原やさい有機189を700g程度混和します。④定 植幅150㎝程度の畝を立て、株間40㎝で2条植とします。定植は、夕方か曇天時に、ポットへ十分にかん水し、定植しましょう。⑤追 肥定植後15日と25~30日に行いましょう。1回あたり、JA三原やさい有機129を100g程度が目安です。また、わき芽を収穫する際は、2週間おきに追肥しましょう。⑥収 穫花蕾(つぼみの集合体)の直径が10~15㎝程度になったら外葉をつけて切り取ります。花蕾が開き始めると食感が悪くなるので、収穫が遅れないよう気を付けましょう。⑦収穫後の保存収穫後は、鮮度が落ちやすくなります。収穫後は、その日のうちにポリ袋に入れて冷蔵庫に保存しましょう。また、固めに茹でて密閉容器などへ入れて冷蔵や冷凍しても保存できます。ブロッコリーは、緑黄色野菜のなかでもβカロテンとビタミンCが豊富で、造血作用のある葉酸にも富んでいます。また、茎の部分には、たっぷりのビタミンCが含まれています。皮をむいて茹でて、和え物などにするとおいしく食べられます。今月の運勢 蟹座6/22~7/22【全体運】趣味など、好きなことに時間を使いたい月です。プライベートの充実が好運の呼び水に。ガーデニングもグッド【健康運】規則正しい生活リズムを心掛ければ平穏【幸運の食べ物】カボチャ

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