JAみはら3月号288
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苦情・相談窓口:リスク管理室 TEL:0848-63-3473        受付時間:月曜~金曜 9:00~17:00(祝日及びJA休業日を除く)2JAみはら 2017 MARCH 1月31日(火)、JA三原の営農指導員は、広島大学附属三原小学校2年生の生活科の授業で、籾摺り・精米体験の講師をしました。5月の田植えから始まり、秋には稲刈り、脱穀と年間を通しての農業体験学習も今回が最後となります。児童はまず7、8人ずつのグループに分かれ、前回の脱穀で稲穂から外した籾を、スプーン1杯ずつ小型の籾摺り機に入れハンドルを回し、籾殻と玄米に擦り分けました。機械で取りきれなかった籾殻は、直接手で一粒一粒丁寧に外し、そして優しく息を吹きかけるなどして籾殻を飛ばして、玄米を取り出していました。続いて玄米を小型の精米機に入れ、蓋をして20秒数えて取り出すと、出来上がった真っ白なお米に「わぁーっ」と歓声が上がりました。今後は、精米したお米で6年生との合同授業でおむすびを作って食べたり、藁でリース作りをしたりするそうです。児童は体験学習を通じて、日々食べるお米には多くの人の手がかけられている事や、食べ物を作る大変さを学びました。わけぎ今が旬のわけぎは、夏期に休眠するため古くは「フユキ」と呼ばれていました。全国の生産量の約半数を広島県が占めており、三原市の特産でもあるため、この地域ではよく知られていますが、「ひなまつり」に重宝されていることはご存じでしたか?分球の多さから、関西では子孫繁栄を願って、「ひなまつり」に縁起物としてわけぎを食べる習慣があります。広島大学附属三原小学校農業体験学習精米機脱穀もみすり機稲刈り風で籾殻を飛ばします田植え

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