JAみはら6月号291
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7JAみはら 2017 JUNE防除◎6月上・中旬そうか病トップジンM水和剤1、500倍キボシカミキリ・アザミウマ類モスピラン顆粒水溶剤2、000倍イチジクモンサビダニサンマイト水和剤1、500倍◎ネコブセンチュウ防除ネコブセンチュウは、5~6月と9~10月に増殖が大きいことが知られています。産卵、ふ化幼虫の多いこの時期(5月下旬)に、ネマトリンエース粒剤(収穫60日前まで、1回以内)を20㎏/10a、樹冠下に処理し、土壌混和してください。夏やさいの定植後の生育は順調でしょうか?これから梅雨に向けての対策を載せますので参考にしてください。●梅雨に向けて梅雨時期が来ると雨が降る日が増えて、湿度が高くなってきます。そこで、排水対策が重要な作業となります。雨が降った時に畝間などに溜まった水を排水できるよう、溝を切っておきましょう。また、梅雨時期に湿度が高くなってくると病気の発生リスクが高まりま家 庭 菜 園担当 成末 直美しょう。※イモの大小は、畝の大きさと関係があります。小ぶりのイモをするには、やや細めの幅50㎝程度を目安に畝にしてみましょう。※マルチを使用する場合は、降雨後など、ある程度、畝の土に水分が含まれた状態でマルチを張りましょう。③定 植株間は30~35㎝の目安で定植します。苗の下から3~4節が土に埋まるように植え付けましょう。葉っぱの部分は地上に出しておきます。④追 肥葉の色が濃く、順調な生育をしていれば、追肥は必要ありませんが、葉の色が薄すぎたり、つるの伸びが悪い場合は、畝間に化成肥料を少し施用し、中耕しましょう。⑤収 穫植え付けして90~100日程度経過すると早堀りできます。試しに掘ってす。農薬を使っての予防対策も有効な方法の1つですが、まずは整枝をして風通しを良くしておくことが大切です。整枝の際は、枝の切り口が乾きやすいよう、天気の良い日の午前中に作業しましょう。整枝について、図を載せておきますので、参考にしてください。●サツマイモの作り方肥料が効きすぎてしまうと、葉ばかりできてつるぼけの原因となるので、前作の肥料が残ったほ場は避けて作付しましょう。①ほ場の準備苗の定植2週間くらい前に、1坪(3・3㎡)あたり、苦土石灰を150g程度、JA三原やさい有機189を200g程度施用してしっかりと耕しておきましょう。②畝立て畝は、幅70~90㎝程度の畝をたてまみて、大きく育ったイモのみを収穫してみましょう。本格的な収穫は、霜が降りるまでに行いましょう。収穫の際は、先につるを切ってから掘ると収穫しやすいです。●農作業事故に気を付けましょう農作業事故の原因となるのは、「ちょっとだから」「大丈夫だろう」「いそがないと」という時に起こりがちです。いつもやっている作業であっても、落ち着いて安全確認や装備をきちんと行いましょう。今回は、耕うん機での安全対策のチェック項目を載せてみますので、確認してみてください。耕うん機・バックする前に後ろに建物、壁、溝、立ち木など、足元に引っかかるものがないかを確認したか・一気に深起こしや、高速回転はしていないか(硬い土や石に当たっての急発進の防止)・トラックからの積み下ろし時、軽いと侮らず、確実に積み下ろしをしているか・農機具庫等へ収納する際、前進(またはニュートラル)で行っているか耕うん機については、バックする時に起きる事故が多く、また、意外にも軽トラックから耕うん機を積み降ろす時にも多くの事故が起こっています。落ち着いて、安全確認等を行いながら作業を進めましょう。今月の運勢 蟹座6/22~7/22【全体運】あれこれ気にし過ぎて、やるべき作業を忘れてしまいがち。優先順位を間違えないように。深呼吸で心を静めて【健康運】睡眠の質を改善することで、好転しそう【幸運の食べ物】レタスシソやバジル、モロヘイヤ、クウシンサイ、シュンギク、ツルムラサキなど主枝を摘心し、下のわき芽を伸ばして収量を多くする。収量を多くする摘心ナス、ピーマン、シシトウなど一番花のすぐ下のわき芽を2本残し、それ以外のわき芽をハサミで切り取って、主枝1本と側枝2本を伸ばす。残した枝から出るわき芽は放任でよい。狭い場所では、2本仕立てにしてもよい。3本仕立てウリ科の野菜下から5節までのわき芽をすべて摘み取り、それより上から出た子づる、孫づるの葉を2~3枚残して摘心するのが基本整枝法。つるの整枝トマトなど主枝についた葉のわきから出てくる芽(わき芽)を小さなうちに摘み取る。芽に水分が多い午前中に作業を行うと株を疲れさせない。1本仕立て

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