JAみはら7月号292
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5JAみはら 2017 JULY “恋の予感”栽培講習会のご案内JA三原では、“恋の予感”の中干しと今後の栽培管理についての講習会を次の通り開催します。◦7月4日(火曜日)13時30分~三原西支店 2階会議室◦7月5日(水曜日)10時30分~本店 5階大会議室◦7月5日(水曜日)13時30分~荘野出張所 2階会議室◦7月6日(木曜日)13時30分~本郷営農センター 2階会議室ご都合のよい会場へ参加をお願いします。なお、当日は「稲作ごよみ」をご持参ください。柑橘類では、生理落果もほぼ終了し、新葉の光合成が盛んになるにつれ、果実肥大が進む時期になります。 今月は梅雨明けとなります。梅雨明け後は、一転乾燥した日が続くことがあります。摘果や病害虫防除、水管理など基本管理を実施し、高品質果実生産につなげます。●共通管理病害虫防除・黒点病昨年は、梅雨明けまでに降雨の日が続き、黒点病の感染が平年より多くみられました。黒点病の防除は、予防散布が基本です。梅雨の後半は大雨の回数も多くなりますので、前回実施の黒点病防除から、1ヶ月以内あるいは、雨量が250ミリをこえた時期に、黒点病防除の再散布を行ないます。また、摘果とあわせて感染源となる枯れ枝の除去を行います。・ミカンサビダニ高温乾燥で発生が多くなります。特に、昨年発生した園地では、注意が必要です。散布時にはカケムラのないように丁寧に散布します。・ゴマダラカミキリカミキリムシは、特に柑橘類の主幹部に産卵します。孵化後、幼虫が樹冠内部に侵入し加害することで、樹勢低下や、被害が大きい場合は、枯死にいたります。早期に発見し、被害を防ぎます。●温州みかん園地、樹によって着果はバラついています。着果量を確認し、摘果を進めます。①隔年結果是正対策・着果過多樹について着果量が多い樹は、隔年結果是正を目的に7月上旬までに、樹冠上部1/3全摘果を実施します。樹冠上部1/3以上の果実を全て落とすことで、夏芽を発生させ、翌年の結果母枝を確保します。仕上げ摘果については、9月以降に2S以下と2L以上になる果実を摘果します。②温州みかん品質向上対策・透湿性マルチの被覆年によって秋季に降雨が多いと、温州みかんの品質低下につながることがあります。マルチの被覆は、雨水の侵入を防ぐことで、糖度の上昇をはかります。また、光反射により、着色向上をはかることができます。特に、糖度のあがりにくい緩傾斜地、平地の園地では積極的にマルチの被覆を行い、品質向上につとめます。被覆時期は、土壌水分が十分ある梅雨明け直後です。なお、全面被覆ではかん水設備をお勧めします。部分被覆では着色は向上しますが、開いたところから雨水が侵入し、増糖効果は得られにくくなります。マルチ被覆園の荒もぎ摘果は通常どおり7月中旬ごろから内成り、裾成り果を中心に摘果します。●中晩柑①摘 果生理落果終了後から、荒もぎ摘果を行います。小玉果や内成り、裾成り果、奇形果、傷果などを中心に摘果します。②かん水夏季のかん水は、果実肥大・減酸促進・樹勢維持のために重要な作業です。梅雨明け後、乾燥する日が続くようであればかん水を行います。かん水柑 橘担当 髙本 大輔(広果連)黒点病被害果果実の外観不良を招きます。カミキリムシ被害樹 加害されたところから、木くずがでます。特に、いしじ温州で被害を受けやすいので注意します。タイベックマルチ被覆園【全体運】周囲のサポートに恵まれ、順調に過ごせそう。初対面の相手にも笑顔で話し掛けると良縁を引き寄せられるはず【健康運】軽い運動がさらなる体調アップを招く時期【幸運の食べ物】エダマメ今月の運勢 牡牛座4/20~5/20

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