JAみはら10月号295
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8JAみはら 2017 OCTOBER 響する基本の肥料です。施肥基準(成木1本あたり)を参考にして、施用してください。●ブドウブドウトラカミキリの防除通常の落葉が始まる頃にモスピラン顆粒水溶剤2000倍を散布します。●イチジク収穫時の注意10月に入ると気温が下がり、小玉果、着色不良果、食味不良果が増えます。食味不足と感じたら、早めに収穫を切り上げます。ただし、樹上に果実を残したままにすると、病害虫の発生源となりますので、全てもぎ取り園外へ持ち出しましょう。株枯病対策新梢の充実が悪く、葉が黄変したり、早期落葉が見られた樹では、株枯病に罹病している可能性があります。株枯病菌は、胞子が風雨で飛散し、その周辺の園地まで被害が拡大します。キクイムシが媒介し、いったん土壌に入ると、根絶は難しくなります。株枯の症状が見えたり、キクイムシの侵入痕が認められたら、直ちに伐採して、土壌に株枯病菌が侵入しないようにしましょう。●カキ収穫カキは、着色しながらでも肥大します。カキはヘタが大切です。幼果の時ヘタがないと大きくなりません。収穫時に「ヘタすき」という障害果ができることがありますが、これは果実の生育がヘタの大きさ以上に進んだ場合に起こります。収穫時期の目安は、富有では、果実全体で判断し、西条カキはヘタ部と果頂部で判断します。カキは、緑色から黄色そして朱色に変化していきます。全体が朱色になると成熟期です。カメムシの防除スタークル顆粒水溶剤2000倍で防除します。(スタークルは収穫前日まで使える)●モモコスカシバの予防成虫はハチに似ており、幼虫は樹の茎部に侵入しその内部を食害し、枯死させます。被害を受けた部分にはヤニや糞が見られます。休眠期(落葉後~発芽前)にラビキラー乳剤200倍を幹や太枝に散布します。表-1 施肥と土づくり*施肥量等は成木1樹当りの量品   種成木10a当り植付け本数施肥(広島フルーツ元気866)樹皮堆肥(豊穣)マリンカル(苦土石灰)ニューエコマグ時 期施肥量時 期施肥量時 期施肥量時 期施肥量モモ  25本10/上~中  3.0kg10~11月40kg以上10~11月4.0kgカキ(富有)  25本10/下    3.5kg40kg以上4.0kgカキ(西条)  20本10/中    4.0kg50kg以上5.0kgイチジク  27本10/下    3.5kg35kg以上4.0kg客土(マサ土を2~3㎝)ブドウ(ピオーネ)長梢12本10/上~中  5.0kg80kg以上8.5kg10月3.0kg短梢27本10/上~中  2.4kg40kg以上4.0kg10月1.4kgブドウ(デラウェア)長梢12本10/上~中10.0kg80kg以上8.5kg10月3.0kgブドウ(キャンベル)長梢15本10/上~中  8.0kg65kg以上7.0kg10月1.0kgブドウ(ニューベーリーA)短梢30本10/上~中  4.0kg35kg以上3.5kg10月0.7kg樹皮たい肥は10a当り1トン以上施肥を目標に設定。注)マリンカル(苦土石灰)は他の肥料の施肥7~10日前に施し、土壌とよく混和する。【全体運】性格の良い面がアピールされ、円満な人間関係が築けそう。初対面の相手にも気さくに話し掛けて。旅行も吉【健康運】運動不足になりがち。しっかり動くこと【幸運の食べ物】小豆今月の運勢 獅子座7/23~8/22

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