JAみはら11月号296
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苦情・相談窓口:リスク管理室 TEL:0848-63-3473        受付時間:月曜~金曜 9:00~17:00(祝日及びJA休業日を除く)9月21日(木)尾道国際ホテルにおいて、「広島わけぎ共販50周年記念大会」が開催されました。昭和43年、産地が広く分布していた地域を1つにまとめて「より良いものをより高く」という目標のもと、共同販売体制が確立されました。それから50年が経過したことを1区切りに、生産者代表、取引市場やJA、行政関係者が参集し、大会決議として、今後も全国で生産量1位を誇るわけぎ産地の発展と、産地の思いとともにおいしいわけぎを食卓へ届けることを採択し、気持ちを新たにしました。JA三原 西原常雅組合長は「この50年間、栽培技術の向上や輸送技術の工夫が行われながら今日に至っており、これまでの生産者の方々には大変な苦労があったと思う。だからこそ、出荷量が少なくなっても、日本一の産地として、わけぎの生産を衰退させる訳にはいかない。本日の記念大会を契機に生産者、行政、市場、JA関係者が改めて、一体となった行動を興し、次世代に繋げていける産地形成が必要だ。」と祝辞を述べました。記念講演で、大果大阪青果株式会社 山本尚常務取締役は、「50年の歴史の中で、現在の生産現場では高齢化と担い手不足が問題とされているが、消費者も同様に高齢化や核家族化が進んでいる。また、販売については、市場でのセリは減り、安定した数量を確保する相対取引が主流となってきている。周りの情勢の変化はあっても、わけぎは広島県が全国で生産量第1位と変わっていない。これからも広島わけぎの生産はしっかりと続けてもらい、私たち市場は、しっかりと販売していく!とともに、次世代へわけぎの継承をしていきましょう。」と話されました。JA三原わけぎ部会 山下真一部会長は、「おいしいわけぎをみんなに食べてもらいたいという生産者の気持ちは50年前から変わらない。これからもわけぎを食べ続けてもらえるよう、生産者・関係者と一体となって生産に取り組んでいきたい。」と話されました。2JAみはら 2017 NOVEMBER 深町特産の西条柿 表紙の写真は深町特産の「西条柿」です。深町落葉果樹生産者組合は、JA三原中之町選果場で西条柿の出荷を始めました。 渋柿である西条柿は、縦長で側面に4条の溝があり、色はあまり濃くないが、糖度が高く甘いのが特徴です。通常は炭酸ガスやドライアイスによる渋抜きが多いですが、この西条柿は焼酎を使っているので風味豊かで柔らかい舌触りになります。 JA三原やっさふれあい市場でも販売しています。ぜひ、この機会に秋の味覚をご賞味ください。JA三原西原 常雅組合長会場の様子大果大阪青果株式会社山本 尚常務取締役JA三原 わけぎ部会 山下 真一部会長

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