JAみはら11月号296
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3JAみはら 2017 NOVEMBER広島大学附属三原小学校2年生を対象に行っている食農教育活動の一環で、校内水田で5月に田植えをした苗が立派に成長し、収穫時期を迎えました。9月15日(金)稲刈り、10月3日(火)脱穀を行いました。昔ながらの収穫手順で稲刈り後、はぜ干しをし乾燥させた後、足踏み脱穀機を使って脱穀をしました。営農指導員は、「自分たちが毎日ごはんを食べられるのは、誰かがどこかで食べ物を作ってくれているから。作業を通して、作ってくれた人に感謝の気持ちを伝えるにはどうしたら良いかをみんなで考えてみよう。」と児童たちに話しました。児童たちは、「好き嫌いを少なくして、たくさんごはんを食べて感謝の気持ちを伝えたい。」と話し、一粒一粒の籾を大切にして真剣に作業をしていました。食農教育活動で大切に育てたお米を収穫!9月16日(土)せとだ選果場において、「第40回 せとだ農業祭」を開催しました。当日の天候が雨だったにも関わらず約3,000人が来場し、賑わいを見せました。会場には、新鮮な野菜や果物、鮮魚、新米コシヒカリ玄米の即売が行われ、地元同志会によるたこ焼きや焼きそば、女性部による揚げたてドーナツなど出店がありました。揚げたてドーナツは毎年人気で、長蛇の列が出来ていました。特設ステージでは、地元幼稚園児による鼓笛・和太鼓の演奏や、尾道市出身アーティスト 葉月美姫&モンモンレモンちゃん(尾道市観光協会公式キャラクター)によるダンスと歌のショーが行われ、会場を盛り上げました。第40回 せとだ農業祭開催10月4(水)・5日(木)に、水稲の中生品種「ヒノヒカリ」の後継として今年度から本格導入した「恋の予感」の生産者を対象に収穫前の講習会と現地検討会を開き、営農指導員から今年度の生育状況と収穫時期の見極めとポイントを分かりやすく説明をしました。2日間の講習で100人を超える生産者が参加しました。今回参加した生産者は、「初めての栽培で収穫に向けて不安はあったが、収穫適期の見極めや収穫ポイントを聞く事ができて参考になった」と話しました。JA三原は、来年度も引き続き「恋の予感」に関する講習会を行い、栽培技術の普及に努めていきます。「恋の予感」収穫前の現地検討会

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