JAみはら1月号298
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9JAみはら 2018 JANUARY●その他の品目どの品目も落葉が完全に終了してから、春先に樹液が動き始める前にせん定を終了させましょう。ウメは年内に終了させますが、その他の品種は2月頃までに終了させましょう。12月号に詳細を記しておりますのでご覧ください。気温も下がり、本格的な冬の季節です。今回はこれから植え付けできる野菜の栽培について紹介します。ただし、気温も低い時期ですので保温対策が必要です。●にんじん品種にもよりますが、これからの時期に種をまいて栽培すると、春先から収穫可能です。特に、小型の品種「ピッコロ」は保温が必要ですが小型のため比較的栽培しやすく、またプランター等でも手軽に栽培できます。一般的に、種の発芽に適する温度は15~25℃、生育に適する温度は18~21℃、にんじんのオレンジ色が出るのに適する温度は16~20℃と言われています。ほ場の準備と種まき1坪あたり、完熟堆肥の投入と、苦土石灰、JA三原のやさい有機189を400gずつ施用し、しっかり耕します。120㎝程度の幅のうねをつくり、長い棒等を使ってまき溝を作ります。まき溝に十分にかん水してから、およそ1㎝間隔に種をまいて、土をかけて軽く押さえます。(この時、かける土は種の上およそ1㎝程度が目安です。)軽く押さえておくことで、種が乾燥しにくくなるので、発芽を助けます。保温対策180㎝のビニール等をうねの上にかけて、トンネル状にして保温します。風で飛ばされないように裾に十分に土をかけましょう。発芽後、日中の天候が良い日は裾を開けて換気しましょう。間引き種を1㎝間隔にまいているので、生育が進むと葉が茂ってきます。小型の品種の場合、葉が少し茂ってきたら適宜間引きをします。最終的に本葉4~5枚の頃に株間が4㎝程度の間隔が目安です。 通常の大きさの品種であれば、本葉2枚の頃に3~4㎝間隔、本葉4枚の頃に7~8㎝間隔、本葉6枚の頃に10~15㎝程度の間隔を目安に間引きを行いましょう。にんじんの根が長い品種ほど、間隔を広めに取る方が、葉で作られる栄養がたくさん増え、根がより成長しやすくなります。また、間引きしたものは葉まで食べることもできます。追肥間引きのタイミングでJA三原やさい有機129を120g程度施用しましょう。プランター栽培の場合は、水やりを兼ねて液肥を与えると簡単です。また、にんじんの肩の部分が地面よりも出ていると日光に当たって変色(緑色や紫色)するので土をかけておきましょう。収穫ある程度、大きく成長したものから随時収穫しましょう。●花の寄せ植え寒い日が続くと、気分が少し憂鬱になりがちです。家の玄関先等のいろどりとして、寄せ植えに挑戦してみましょう。*この時期にある花の種類・パンジーやビオラ・プリムラ(ジュリアンやポリアンサなどの品種があります。)などJA三原の産直市へも様々な花があります。植えつけの手順①鉢底に網を敷き、軽石または赤玉土(大粒)を1~2割入れ、その上に「花と野菜の土」を鉢の5割程度入れます。②花をポットのまま置き、配置を決め、メインとなる花から順番に植えていきます。③ポットから苗を外して鉢に入れ、すき間に土を入れながら植えていきます。植え終わる時には、土が鉢の縁よりも、2㎝くらい下までになるようにしましょう。④植え終えたら、花に水がかからないように、気を付けながらたっぷりと水をやります。⑤植え付けした後は、花が咲き終わった時には、花がら摘みを行い、土が乾いた時には、たっぷりと水をやりましょう。(時間帯は、この時期、午前中にしましょう。) また、置き場所としては、なるべく霜などが直接当たりにくい所(軒先など)へ置きましょう。 肥料が切れてくると、葉の色が薄くなったり、花が咲きにくくなります。その時は、水やりの時に液肥や肥料を少し与えましょう。 鉢や土などは、繰り返し使うことができるので、季節の移り変わりと同時に、花の入れ替えを行うと、一年中楽しめます。家 庭 菜 園担当 成末 直美今月の運勢 蟹座6/22~7/22【全体運】気まぐれになり、人を振り回してしまいそう。言動をコロコロ変えないこと。好きな曲でテンションを上げて【健康運】おおむね良好。ダンスやスポーツを楽しんで【幸運の食べ物】ユリ根

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