JAみはら6月号303
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せとだ柑橘農業塾開講!グリーンツーリズム34開催!!4月23日JA三原せとだ柑橘事業本部にて、「せとだ柑橘農業塾」を開きました。今年の受講者は22人で、知識と理解度をより深めたいと初めて参加する受講者が多数を占めました。内容は、栽培管理、肥料と農薬の基礎的な知識を学ぶための講義と、園地実習として摘果、剪定について行ない1年を通じて講義が行なわれますが、柑橘の収穫作業で忙しくなる11月、12月を除いて1か月に1回(合計10回)開催されます。初めて受講した竹井浩二さん(31)は「とても分りやすく、質問しやすい環境で安心した。より良い物を作れるように、これから一年間しっかり学びたい。」と今後の意欲を話しました。せとだ営農指導課の髙本大輔技師は、「受講者の年齢層や栽培経験年数が幅広いため、できるだけ専門用語を避け、聞きやすく基本を押さえた講義を心掛けている。」と話しました。5月3日(木)広島県農業協同組合青壮年連盟主催の「グリーンツーリズム34」が開催されました。この活動は、農業に興味を持っている方に農作業を楽しんでいただき、農業・農村への理解を深めてもらうため、毎年開催されています。JA三原青壮年連盟では、広島市や福山市から社会人4人を受け入れ、農業体験を行ないました。ぶどう栽培に取り組んでいる盟友の猪上淳さんに、ぶどうの芽かきや誘引などを教えてもらいながら作業に取り組み、管理作業について熱心に質問していました。参加者は、「ぶどうの管理方法について知りたかったので、充実した一日だった。また来て、ぶどうの生育過程を見ながら勉強したい。」と話しました。第68回広島県果樹研究同志会大会4月25日(火)竹原市民館において広島県果樹研究同志会大会が開催され、県内果樹生産者を中心に約600人が参加しました。今回の大会テーマは「今こそ生産拡大、今こそ経営拡大」で、高齢化に伴い栽培面積・生産量が減少している広島県果樹栽培の現状報告や、㈱東京青果 泉英和 常務取締役から「国産果実の流通の現状と将来の展望について」の講演があり、輸入果実が増えている中でも、安全安心な国産果実が求められていることが話されました。その後、沼隈・芸南・因島支部の新規就農者から、同志会を軸とした産地への関わり方などの事例発表がありました。低コスト・省力生産による所得向上や、販売強化、意欲ある担い手の育成などに取り組むことを決議し、大盛況のうちに大会が終了しました。3JAみはら 2018.6

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