JAみはら6月号303
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溝を整備しておきます。【防 除】◎6月上・中旬そうか病トップジンM水和剤1、500倍キボシカミキリ・アザミウマ類モスピラン顆粒水溶剤2、000倍イチジクモンサビダニサンマイト水和剤1、500倍◎ネコブセンチュウ防除ネコブセンチュウは、産卵、ふ化幼虫の多いこの時期(5月下旬)に、ネマトリンエース粒剤(収穫60日前まで、1回のみ)を20㎏/10a、樹冠下に処理し、土壌混和してください。農薬の使用にあたっては、ラベルに記載されている使用方法を十分に確認の上、ご使用ください。担当山名 智家庭菜園これから梅雨に入り、雨が降る日が増えるとともに、気温や湿度も高くなってくる時期になります。特に夏やさいは収穫を控え、摘果・整枝・追肥・排水・除草など必要な作業が増えてきます。こまめに水分補給をしながら作業を行ないましょう。●梅雨に向けて梅雨時期は、雨が降る日が増えてきますので、排水対策が重要な作業となります。畝間などに溜まった水は、溝を切って排水し、作物の根に負担をかけないようにしましょう。雨が降った時にほ場へ向かい、水がたまりやすい場所を事前に確認しておくと良いでしょう。また、梅雨時期に湿度が高くなってくると、病気の発生リスクが高くなります。農薬を使っての予防も対策の1つですが、整枝をして風通しを良くすることも対策の1つです。枝の切り口が乾きやすいよう、天気の良い日の午前中に作業しましょう。整枝について、図を載せておきますので、参考にしてください。●トマトの作り方トマトはカロリーが低く栄養素を多く含む野菜です。美肌効果や風邪予防に役立つビタミンCや腸内環境を整える食物繊維、そしてトマトの赤い色素となるリコピンには生活習慣病を予防する効果があると言われています。①ほ場づくり完熟堆肥を施用し、1坪あたり苦土石灰を500g程度とようりん200g程度を施用し、よく耕しておきます。基肥として、JA三原やさい有機189を500g程度施用しよく耕しましょう。畝幅180㎝程度とし、排水対策として高めの畝をつくりましょう。②定 植定植は、天候の良い日に行ないましょう。また、根鉢が地面よりも少し高くなるよう植え付けましょう。植え付け目安は、1坪あたり6~7株程度(株間55㎝)としましょう。定植後は、根の活着を助けるため仮支柱を立てましょう。③整 枝トマトは主枝1本仕立てが基本です。葉の付け根から伸びるわき芽は摘み取りましょう。④追 肥1回目の追肥は、第2果房の花が咲く頃に施用し、2回目以降は、10日程度の間隔で施用しましょう。1坪あたり、JA三原やさい有機129を70g程度施用しましょう。⑤雨よけの設置裂果を予防するため、トマトの上部にビニールを張り、トマトに雨がかからないようにしましょう。この時、光や風通しを妨げないように注意しましょう。⑥収 穫開花後35~60日が経ち、果実が赤く色づいたものから収穫しましょう。遅れると、実が割れたり落ちたりするので、毎朝涼しいうちに見回りし、収穫しましょう。シソやバジル、モロヘイヤ、クウシンサイ、シュンギク、ツルムラサキなど主枝を摘心し、下のわき芽を伸ばして収量を多くする。収量を多くする摘心ナス、ピーマン、シシトウなど一番花のすぐ下のわき芽を2本残し、それ以外のわき芽をハサミで切り取って、主枝1本と側枝2本を伸ばす。残した枝から出るわき芽は放任でよい。狭い場所では、2本仕立てにしてもよい。3本仕立てウリ科の野菜下から5節までのわき芽をすべて摘み取り、それより上から出た子づる、孫づるの葉を2~3枚残して摘心するのが基本整枝法。つるの整枝トマトなど主枝についた葉のわきから出てくる芽(わき芽)を小さなうちに摘み取る。芽に水分が多い午前中に作業を行うと株を疲れさせない。1本仕立て今月の運勢 蟹座6/22~7/22【全体運】サービス精神を発揮すれば、自然と人気運がアップする予感。縁の下の力持ち的な役割でも快く引き受けてみて【健康運】運動不足にご用心。身軽さをモットーに【幸運の食べ物】アンズ7JAみはら 2018.6

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