JAみはら2月号311
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 体を自由に動かすには、骨・関節・筋肉や神経などが連携して働いています。この運動にかかわる人間の体の構成を『運動器』といいます。そしてこれらの運動器の働きの低下を『ロコモティブシンドローム(運動器障害)』といいます。運動器障害が進行すると介護が必要になるリスクが高くなることがわかっています。 いつまでも自分の足で自由に歩き続けていくために、運動器を長持ちさせ、ロコモを予防し、健康寿命を延ばしていきましょう!ロコモの要因や症状で、思い当たるものはありませんか?要  因 運動習慣のない生活 やせすぎと太りすぎ 痛みやだるさの放置 活動量の低下 スポーツのやりすぎや事故による怪我症  状 ❶ 片足立ちで靴下がはけない ❷ 家の中でつまずいたり、すべったりする ❸ 階段を上がるのに、手すりが必要である ❹ 家のやや重い仕事が困難である(掃除機がけなど) ❺ 2kg程度の買い物をして持ち帰るのが困難である ❻ 15分くらい続けて歩くことができない ❼ 横断歩道を青信号で渡りきれない簡単な立ち上がりテスト★40cm程度の椅子などから、片脚立ちができるかで、筋力が低下していないかチェックできます。  胸の前で手を組んで、反動をつけずに片脚立ちができるかをチェックします。ロコモを防ぐ運動をしましょう! ロコトレ(ロコモーショントレーニング)★バランス能力をつけるロコトレ『片脚立ち』  60秒間片脚で立ちます。ふらつきが心配な方は、壁や椅子などのそばで行い、軽く指で支えて行いましょう。1日の目安は、左右60秒ずつ3回。★下肢の柔軟性、バランス能力。筋力をつけるロコトレ『フロントランジ』  腰に両手をついて、片脚をゆっくり大きく前に踏み出し、太ももが水平になるくらいに腰を深く下げましょう。ゆっくり身体をあげて踏み出した脚を元に戻します。1日の目安は5~10回×2~3セット。ロコモをふせぐ食生活!★低栄養に注意しましょう。やせすぎも筋力の低下につながります。栄養バランスも大事です。カルシウムだけでなく、タンパク質、ビタミンD(魚やきのこ等)、ビタミンK(納豆や青菜等)もしっかり摂りましょう。★カルシウムの吸収を妨げる塩分やリン、カフェインの取りすぎに注意しましょう。加工食品などに使われている食品添加物の中に良く含まれているので、骨の健康のためにも加工食品は摂りすぎに注意し、減塩を心がけましょう。もっと詳しく知りたい方は、ロコモチャレンジ!推進協議会のWEBサイトへどうぞwww.locomo-joa.jp ロコモティブシンドロームを予防しよう!(略称:ロコモ 和名:運動器症候群)※運動器の障害:骨折転倒・関節疾患・脊髄損傷の合計厚生労働省2016年国民生活基礎調査より改変要支援・要介護になった原因今月の運勢 射手座11/23~12/21【全体運】人脈を広げられそう。同じ嗜好(しこう)を持つ仲間たちとの交流も刺激大。集まりには気軽に顔を出して【健康運】体力増強に力を入れると好調キープ可能【幸運の食べ物】レンコン12JAみはら 2019.2

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