JAみはら2月号311
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 今JA三原は、「農業者の所得増大」「農業生産の拡大」「地域の活性化」の3つの目標を掲げ、平成31年3月末までに一定の成果を上げることを目指し、地域農業と地域のくらしに貢献する組織として自己改革を進めています。 JA三原が取り組んでいる自己改革の一部を紹介します。●平成30年産米の全量買取 価格安定と農家手取り向上を目指し、平成30年産米から従来の委託方式から米全量買取販売へ転換しました。●玄米用光選別機の導入 平成30年度中に本郷カントリーエレベーターに玄米用光選別機を導入し品質向上に努めます。●就農支援に向けた体制整備 三原市高坂町にJA全農ひろしまが設置した「チャレンジファーム広島・三原農場」や三原市鷺浦町にJA広島果実連による「レモン研修農場」などと連携し新規就農希望者が模擬経営を通じて経営ノウハウを学べる研修農場を開設しました。●農産物直接販売の取り組み 農産物直接販売は、農業者の所得増大に直結するため、ネーブルオレンジを使用した缶チューハイや、レモンの香りのするヘアエッセンスへの原材料の販売を行いました。●「生産拡大・省力化に向けた生産応援事業」の構築 JA三原管内の農産物生産拡大および農業者の所得向上を図るため、生産規模拡大または省力化を目指す農業者の投資や経費に対する助成を行い、安定生産および販売拡大に向けた支援を実施しています。 平成30年12月末現在受付件数 70件助成申請額(※県域版事業含む)27,424,300円●ドローンによる水稲防除作業の実施 水稲作業の省力化に貢献するため、地元企業と連携し防除作業の受託に取組みました。平成30年度実績(災害復旧支援含む)受託件数27件受託面積3,687.2アール●食農教育活動の実施 広島大学附属三原小学校の児童を対象に米作り体験を年間を通じて行い、その体験をもとに、ふれあい課職員が、お米の流通と毎日ごはんをしっかり食べることが、農地やそこに住む生き物を守ることに繋がることを伝えました。JA三原の自己改革3JAみはら 2019.2

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