JAみはら2月号311
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2月担当石川 祐介(広果連)柑 橘気象庁によると2月は晴れの日が多く、気温は高いと予想されています。なお、各地域のアメダス観測所で気象観測を行っていますので参考にされると良いでしょう。アメダスで計測された降水量、気温、日照時間、風向・風速の4気象要素はインターネットなどで確認できます。アメダス(AMeDAS:Automated Meteorological Data Acquisition System:自動気象データ収集システム)とは、日本国内約1,300カ所の気象観測所で構成される気象庁の無人観測施設である「地域気象観測システム」の通称である。●温州みかん・中晩柑類共通管理土づくり有機物の施用完熟こだわり健肥・土の友・豊穣などの堆肥を、1樹1袋を目安として施用しましょう。また急傾斜地など、堆肥の運搬が困難な園地は、ヤシガラを圧縮した資材(商品名ココナッツピート)のような軽い資材が持ち運びに便利です。石灰質資材の施用土壌中の肥料成分は、その土壌中の㏗によって、溶ける量が変化します。下の図は作物の栽培に必要な肥料要素が㏗の値によって、どれだけ溶け出すかを表した図で、線が太い程、よく溶けることを表しています。かんきつ園の土壌酸性化(㏗の数字が低いほど酸性度が強くなる)が問題となるのは、肥料成分によっては溶けにくくなるため、根から吸収されないためです。肥料を施用する前に、土壌を適切な状態にすることが重要です。マリンカルや苦土石灰のような石灰質資材を毎年10a当り100㎏投入しましょう。間伐・せん定密植園の間伐を最初に実施します。その後、剪定を行いましょう。温州みかん《着花が多いと予想される園地》春芽の発生を促すため、予備枝をとる。《着花が少ないと予想される園地》着花の状態を確認して、剪定する。中晩柑類厳冬期が過ぎたら、暖かい園地からせん定を開始してください。苗木植え付けの準備苗木の植えつける1カ月前には、植える場所に土壌改良剤や石灰質資材を土と混和させておきましょう。●中晩柑類しらぬひの収穫果実を傷めないように、丁寧に取り扱うことが重要です。特に収穫時は、ハサミ傷による腐敗が出やすいため、専用のハサミ(デコチョン)を使用しましょう。甘夏の収穫甘夏は、寒波被害に合わないよう注意し、1月下旬~2月上旬に収穫します。生口島に設置されているアメダス【全体運】アクティブに動き回れそう。やってみたいことがあれば、意欲的にチャレンジしてみて。講演会にも注目を【健康運】冷え対策を万全に。軽いマッサージが吉【幸運の食べ物】のり今月の運勢 双子座5/21~6/216JAみはら 2019.2

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