JAみはら3月号312
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援農ボランティア灯油祭り開催営農指導現地研修会「平成30年7月豪雨」で被災した柑橘生産者の作業補助を目的に、NPO法人おもろい農とJA広島果実連の仲介により「援農ボランティア」を募り、26日にボランティア作業をしました。当日は、一般市民と広島大学農業サークルのボランティア活動をする学生合わせて9人が参加し、瀬戸田町のレモン生産者圃場で収穫作業をしました。生産者は豪雨災害時、圃場の土砂が崩れ、枯れ木などの雑木も多く流れ込むなど大きな被害を受けましたが、営農再開のため災害後すぐに作業を開始したものの、秋以降は柑橘の収穫作業を優先しました。この日は、1日で約1.2トンのレモンを収穫し、生産者はほっとした様子でした。作業後、広島大学の林英哲さん(21)は、「日頃農業サークルで活動しているので、農業の大変さが身に沁みて感じている。今回、農家の手伝いができて良かった」と疲れを見せずに笑顔で話しました。久井給油所が久井営農センターへ移転して12年を迎えました。給油所は毎年、灯油を期間限定価格で購入できる『灯油祭』を開催しています。今年も、このイベントを楽しみにしている多くの方が来店し、給油を待つ長蛇の車列を作っていました。たくさんの地域の皆様のご利用、誠にありがとうございました。久井給油所は、灯油の配達もしており、地域になくてはならない存在を目指して営業しています。管内の佐木島でJA広島県営農・生活指導担当者協議会営農部会(東部地区)の品目別営農指導現地研修の受入を行いました。6JA17人の営農指導担当者が参加し、同JAの特産物である「わけぎ」と今年度より取り組み始めた「レモン大規模団地」の圃場を視察しました。参加者たちは、現地の生産者よりわけぎの栽培や販売について説明を受け、わけぎの圃場で収穫体験もしました。昨年5月に完成したレモン大規模団地第1圃場(1ha)を訪れ、約400本のレモン苗が植えられた圃場も視察しました。視察した担当者たちは、圃場の土の様子や作物の様子に熱心に見入っている様子でした。この研修は、営農指導員の営農指導技術の共有・向上と、営農指導員のネットワークの構築を図り、JAグループ広島の営農指導機能強化を目的に同協議会で企画されています。林康輝営農課長は、「生産現場である現地を見る機会はとても貴重なので、しっかり学んで持ち帰ってほしい」と話しました。1月26日2月1月18日4日〜6日3日間2JAみはら 2019.3

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