JAみはら3月号312
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り、庫内が乾燥しやすくなります。適切な温度・湿度管理に努めてください。【かいよう病の防除】かいよう病は、気温の上昇にともない、枝などの越冬病斑から旧葉に感染し、菌密度が増え、梅雨時期や台風時に新梢や果実へと感染していきます。発芽前に、ICボルドー66D40倍を散布します。また薬害軽減のため、アビオンE1000倍を混用して散布します。なお、春マシンの散布後防除を実施する場合は14日以上間隔をあけて散布します。薬剤防除とあわせて、罹病枝や葉などを取り除くなど、耕種的防除も行い菌密度を減らしましょう。※特に、枝上 の病斑は長期にわたって樹上に存在し続けるため除去を徹底しましょう。◎防草・乾燥防止資材“アグリシート”の紹介について高い遮光性により防草効果と、優れた保湿性、透水性により土壌乾燥防止に役立ちます。資材のお問い合わせは営農センターまでお願いいたします。担当土居 義隆(広果連)落葉果樹地球温暖化が進むと根が充分に活動する前に地上部の生育が進み、生理落果(自然に果実が落果すること)が起こりやすくなるといわれております。土づくりや春草の除去・かん水などの基本管理により、地球温暖化や異常気象に対応できる樹体づくりを行いましょう。●全 般【越冬病害虫防除】年間の病害虫の発生数を左右する重要な防除となります。発芽前に石灰硫黄合剤で越冬病害虫の防除を行いましょう。ブドウは晩腐病のために防除にベフランを混用します。ベフランを混用する場合、まずベフラン液剤25を溶き、その希釈液に石灰硫黄合剤を加用してください。(農薬の使用に当たっては、ラベルに記載されている使用方法を必ずご確認ください)【有機物の施用】土づくりの基本に腐植の確保があります。腐植は肥料・水を保つ力や通気性をよくし根を張りやすくする効果があります。腐植は10aの園地で年間100㎏消耗します。堆肥で補うためには、土中の微生物の働きで分解されて腐植が出来上がります。堆肥施用量の10%が腐植となりますので、1000㎏の施用が必要となります。ブドウなど植栽本数が少ない品種では1本当り樹皮堆肥(袋入り豊穣堆肥など)を60~80㎏、モモ、カキ、イチジクなどは30~50㎏の施用量が目安です。【春草の除草とかん水】春3月は芽吹きの時期です。その生育を促進させるには根の活動をスムーズにさせることが重要です。落葉果樹の根は地上部より早く地温が10℃位になると活動を始めますが春草が繁茂すると、養水分の競合、地温上昇の妨げとなります。少しでも地温を高めるため、発芽1カ月前には除草してください。また、樹液流動開始期以降の土壌乾燥は、養分吸収、根の活動低下を招き、発芽の遅れ、芽の不揃いの原因となります。乾燥が続く場合は、暖かい日の午前中にかん水してください。【施 肥】施肥基準を見ますと、冬の施肥を元肥としているところも多いですが、収穫後の10月施用で、樹勢の回復、養分の蓄積を図ることをお奨めしています。その中でモモ、イチジク、カキには発芽・伸長促進で、3月に硝酸入り化成肥料S604を成木1樹当り400g(茶碗2杯分くらい)施用します。ブドウにはホウ素、マンガンが含まれたマグマンBを1樹当り1~1・3㎏施用してください。●イチジク【芽傷処理】枝の更新をする際に、基枝に返りたくても、適当な位置に枝がない場合、芽傷を入れて、陰芽を吹かせ、更新枝を確保する方法があります。樹液の流動する直前の2月下旬~3月上旬頃に、発生させる芽の5㎜程度先にノコギリやせん定鋏で形成層に達する程度の傷を入れておくと陰芽が発生しやすくなります。【挿し木(3月上旬~中旬)】穂木は、玉太り、着色、食味の良い優良樹(枝)から採穂しましょう。その中から、節間が短く充実した前年枝で、病害虫被害がない枝を選んで穂木とします。挿し穂は、穂木の中間~基部付近を使用し、長さ15~20㎝で、芽を3節つけたものを一穂とします)。また、上部の一芽を残し、土中に挿す部分の芽は、ヒコバエの発生を防ぐため、削り取ってください。挿し方は、畝立てした挿し床に、30㎝間隔で、芽が地際から少し出るよう、また、上向きになるよう、やや斜めに挿し込みます。品 種散布時期薬 剤倍 数モ モ2月下~    3月上旬石灰硫黄合剤7倍ブドウ3月中~下旬ベフラン液剤25500倍石灰硫黄合剤10倍カ キ3月中~下旬石灰硫黄合剤10倍イチジク3月中~下旬石灰硫黄合剤10倍枝上に発生したかいよう病アグリシート設置園(レモン)【全体運】グンと視野を広げられそう。興味のあるセミナーを受けたり、体験教室に参加したりすると、新発見があるかも【健康運】運動を習慣化することで、良い変化あり【幸運の食べ物】アオヤギ今月の運勢 牡牛座4/20~5/205JAみはら 2019.3

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