JAみはら4月号313
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不完全葉までの長さを3~3・5㎝、葉の枚数は2~2・5葉であり、軸が太く、根張りの良い苗に仕上げましょう。◎「恋の予感」の特徴として、育苗期の高温によりやや葉が伸びやすい傾向にあるため、育苗期の温度管理に注意が必要です。詳しくは稲作ごよみを参考にしてください。季節予報広島地方気象台季節予報より4月 天気は数日の周期で変わりますが、平年に比べ晴れの日が少ないでしょう。気温は、高い確率50%です。降水量は、平年並または多い確率ともに40%です。5月 天気は数日の周期で変わり、平年と同様に晴れの日が多いでしょう。担当石川 祐介(広果連)柑 橘生口島のアメダスデータによると1月は平均気温7・1℃(平年値5・3℃)、2月は平均気温7・5℃(平年値5・4℃)となり、暖かい気候になりました。このような暖冬の影響は全国的な傾向で、桜の開花が早いと予想されています。かんきつの生育も早くなる可能性が高いため、防除や除草などの作業が遅れないように気を付けましょう。●温州みかん・中晩柑類共通【せん定】枝が混み合った樹は、せん定します。よく切れるハサミやノコギリを使用することで作業効率がアップします。ノコギリは切れにくくなったら、替刃を取り換えましょう。(剪定鋸 みかん柑橘210)ノコギリの先端が細く、混み合った枝の隙間も切りやすい。替刃あり。(剪定鋸 SL果樹200中目)中目タイプ。切れ味が良く、使いやすいノコギリ。替刃あり。※商品につきましてはお近くのJA営農センターへお問い合わせください。【春肥の施用】春肥は3月下旬~4月上旬に施用します。収穫量や品種に応じて適期適量施肥を行いましょう。【かん水】乾燥が続く場合は、発芽や着花に影響がありますので、かん水を実施しましょう。【葉面散布】樹の生育を良好にするため、葉面散布を7~10日間隔で行いましょう。【病害虫防除】クワゴマダラヒトリ(ケムシ)芽や花を食害され、被害がひどい園地では収穫量が減少します。まずは対策が遅れないように、園地の発生状態を良く確認することが重要です。発生が見られる場合は、ダーズバン乳剤:1,000倍で防除しましょう。ハダニ冬マシンを散布していない園地は、ハダニの発生をおさえるため3月~4月上旬にハーベストオイル80倍(4月散布は100倍)を散布します。散布する際は、尿素を混用しましょう。【高接による品種更新】適地適作を基本にして、品種更新をすることが重要です。高接ぎ更新の利点は、結果樹齢に達するのが早いことや品種更新にかかる経費が安いことです。しかし、その反面、樹勢が弱りやすいという欠点もあるため高接する場合は、若く樹勢の良い健全な樹を中間台木としましょう。接木の時期接木は、3月~5月上旬まで可能ですが、早いほど発芽後の生育が良く、遅いほど活着率が高くなります。接木の方法接木の方法は、切り接ぎと腹接ぎと二種類ありますが、一般的には主枝や亜主枝へ切り接ぎと併用して横枝へ腹接ぎを行います。接木する場合は、根の減少を防ぐため力枝を残しましょう。2019年桜の開花日予想広島県予想開花傾向早い予想開花日3月23日平年開花日3月27日※早いの定義…平年よりも3日から6日早い【全体運】あれこれ考え過ぎてしまう時期です。開き直りの気持ちを大切に。丁寧に水回りを掃除すると、開運します【健康運】喉のケアをきちんと行うと、好影響大【幸運の食べ物】コゴミ今月の運勢 牡牛座4/20~5/205JAみはら 2019.4

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