JAみはら5月号314
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【畝づくり】土が野菜づくりに適した状態になったら畝を立てます。畝は、種をまいたり苗を植えたりするために土を盛り上げた「野菜のベッド」です。◇畝の幅一般的に60~100㎝にすると作業がしやすくなります。◇畝の高さ・平畝(5~10㎝)…水はけが良い畑の一般的な高さ。・高畝(20~30㎝)…水はけの良くない畑の必要となる高さ。根を深く伸ばす野菜にも。【栽培適期と種・苗選び】それぞれ野菜には、栽培に適した時期があります。野菜づくりを始めるには、その時期に合った野菜を選ぶことが大切です。種袋には品種の特性や栽培方法、栽培時期などの情報が詰まっていますので、必ずチェックしましょう。◇良い苗とは栽培を成功させるには、植え付け時期に適した状態に生長した苗を選ぶことが大切です。一般的な良い苗の条件は、①株全体が元気である②下葉が色濃く厚みがある③節間が詰まっている④病気や虫食いの葉がない、などです。◇接ぎ木苗と実生苗接ぎ木苗とは、丈夫で病気に強い台木(根になる部分)に優良な品種を人工的に接いだもので、病気に強く連作障害を受けにくくなります。実生苗とは種から発芽させた自根の苗で、安価ですが輪作などの連作障害対策が必要となります。【肥料の考え方】◇基 肥植え付け後は与えることのできない、畝全体や根の下層部に施す肥料が基肥です。根が張りやすい土壌条件をつくる役割があります。◇追 肥作物が生育する過程で施す肥料が追肥です。基肥の効果が切れてくる前に適量を根が吸収しやすい箇所(畝の肩、株間、通路などの根が伸びていく先)に施すのがポイントです。堆肥の特徴種 類土質改良効果肥料効果特 徴牛ふん堆肥〇〇バランスが良い鶏ふん堆肥△◎使い過ぎに注意バーク堆肥◎△効果が長続きする石灰の特徴種 類アルカリ分酸度調整効果特 徴苦土石灰53%以上〇扱いやすい消石灰60%以上◎速効性カキ殻石灰40%前後△効き目が穏やか●品種名前後にYR(萎黄病抵抗性)やCR(根こぶ病耐病性)などと表示されているものもある。●特徴品種の特性や味わいなど。●作型地帯別の作業時期の目安や適温など。●栽培方法栽培のポイント、注意点。●発芽率種苗会社が発芽試験を行った際の発芽の割合。●有効期限適切な保管条件下で、発芽率を維持できる期限の目安。●薬剤の処理状況タネに施した薬剤処理の内容。●生産地タネが生産された国や地域。【全体運】カルチャー志向が高まる時期です。同じ楽しみを持つ仲間たちとにぎやかに過ごすのに最適。遠出の旅行も刺激大【健康運】疲労をため込みがち。温泉で気分転換を【幸運の食べ物】ウニ今月の運勢 蟹座6/22~7/227JAみはら 2019.5

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