JAみはら9月号318
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増やしていきます。アルコールを入れたらポリ袋の中の空気を十分抜き、口をゴムなどでくくって密閉します。20℃位の温度で、3~4日すると渋が抜けます。(注)木綿がない場合、果実のヘタにアルコールを付け、付けた果実のヘタとヘタを合わせて袋に入れ、前述同様、中の空気を抜いて保管します。3~4日したら一個を取り出しぬけ具合を確認します。その他にドライアイス法もあります。果実5㎏に対しドライアイス100g位が必要です。ドライアイスが果実に直接当たると傷むので、ドライアイスは新聞紙等で包み、その下に雑誌などを敷いて置きます。●モ モ【病害虫防除】収穫後、せん孔細菌病やモモハモグリガの防除を行います。せん孔細菌病ICボルドー41250倍モモハモグリガ・ナシヒメシンクイスプラサイド水和剤2,000倍【枝の管理】強樹勢の樹では、樹勢を落ち着かせるため、結果枝を覆っている徒長枝や、主枝と競合している徒長枝を除去します。ただし、樹勢の弱い樹や落ち着いている樹は行いません。担当時安鴻二郎家庭菜園夏野菜の収穫もそろそろ終わりに近づく頃かと思います。引き続き収穫を続けるものは、追肥とかん水をしっかりと行いましょう。収穫が終わったものは、病害虫の原因にもなるので畑から除去しましょう。次は秋播き野菜の準備をする時期になります。●秋播き野菜の注意点①畑や種は早めに準備しておく畑は播種又は定植の2週間以上前に準備しておきましょう。堆肥や石灰などの資材は、土になじむのに時間がかかります。前作でしっかりと堆肥を投入していれば、無投入でも大丈夫です。②適正な品種の選定を行う昨今は様々な品種が出回っており、播種時期などはそれぞれ異なる場合があります。秋播き野菜は、基本的に播種適期が短いものが多いので注意しましょう。適期を逃すと収穫までずれ込むこともあるので、品種ごとの適期を確認しておきましょう。③初期の病害虫防除が重要大抵が残暑の厳しい時期に播種することになるので、病害虫の被害が発生しやすくなります。病気を発症してからの治療は困難になりますので、播種又は定植時に農薬を同時に施用して予防しましょう。また、連作を避けたり、畝を高くして水はけを良くすることでも防げます。④基肥主体で追肥は遅れないように追肥が遅れると収穫に向けての正常な生態が崩れやすいので、注意しましょう。●ダイコンの栽培ダイコンは、強大な根を地中に形成する、かなり吸肥力の強い野菜なので、比較的少ない肥料でも良く育ちます。しかし、生育が急速に進む時期の肥料の吸収は盛んなため、この時期の肥料が不足すると品質が悪くなります。追肥を欠かさず、肥切れさせないように育てることが重要です。①畑の準備播種の2週間以上前に、苦土石灰と完熟堆肥などの土づくり資材を畑の全面にまき、30㎝くらいの深さまでよく耕しておきます。基肥は1週間前くらいに施します。畝は60~70㎝の幅で作り、水はけが悪い畑では高めに作りましょう。②播 種株間は25~30㎝くらいで、空き缶などで1・5㎝くらいの穴を作り、3~4粒ずつ重ならないように、等間隔に播きます。1㎝ほど覆土し、十分にかん水しましょう。発芽するまでの間、土の表面が乾いてきたら、こまめにかん水しましょう。③間引き適期に播種すれば、2~3日で発芽します。1回目の間引きは子葉が開いたときに行い、形の良いものを残して3本立ちにします。2回目は、本葉2~3枚のときに2本立ちにします。3回目は、本葉6~7枚のときに1本立ちにします。間引き後は、株元が不安定なので軽く土寄せします。④追 肥追肥は、2回目以降の間引きのときに施します。株の周りに肥料をまき、軽く土と混ぜながら株元に土寄せします。このとき、肥料が直接かからないように注意しましょう。⑤収 穫播種後、約60~70日で収穫期になります。外葉が垂れ、中心部の葉が開いてきたときが収穫適期です。生育状況を見ながら、遅れないように収穫しましょう。収穫が遅れるとダイコンにすが入り、食味が悪くなります。農薬の使用にあたっては、ラベルに記載されている使用方法を十分に確認の上、ご使用ください。【全体運】交友関係が一気に広がる気配。趣味や習い事の集まりには意欲的に参加して。人気店で逸品に遭遇することも【健康運】まずまずの安定期。ウオーキングにツキ【幸運の食べ物】栗今月の運勢 蟹座6/22~7/227JAみはら 2019.9

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