JAみはら11月号320
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広島わけぎ出荷会議 開催地元小学校へ「出前授業」お米の収穫と脱穀体験愛媛大学法学部の学生ら地域文化実験実習(地理学)の現地調査へ広島わけぎ部会は、三原市内のホテルで広島わけぎ出荷会議を開催しました。生産者、市場関係者、JA職員約50人が参加しました。市場関係者より市場情勢報告、生産者より栽培状況を報告し、今年度の販売に向けて情報共有しました。今年の夏は、気温が高く降雨が少なかったために植付け時期がずれ込みましたが、早いところでは9月中旬に出荷が始まっています。JA三原わけぎ部会の乗越美智子部会長は「生産者、JA三原、JA尾道市、関係機関、市場関係者と一体になり生産量日本一の産地を盛り上げていく」と話しました。広島大学附属三原小学校2年生64人を対象に稲刈りの授業を9月中旬に行いました。JA職員から鎌の扱い方や、麻ひもでの束ね方などの説明を受け、初めて扱う鎌に戸惑いながらも慎重に作業を終えました。10月1日に、稲刈りではぜ干しにして乾かした稲を脱穀しました。昔ながらの足踏み脱穀機や千歯こぎを使って体験しました。JA職員は「今簡単にお米を収穫できるのは、昔の農家さんが色々な工夫をしてきたから。沢山の人たちの協力によっておいしいお米が食べられることに感謝してほしい」と児童に話しました。次は、もみすり・精米の出前授業を行う予定です。愛媛大学法学部の学生たち30人が地域文化実験実習(地理学)の現地調査で三原市を16日から4日間訪問しました。グループごとに調査が始まり、うち8人の学生が三原市佐木島の農業の歴史や特徴などについて調査しました。学生たちは地元農家、JA職員の協力のもと、佐木島を訪れほ場見学などを行い、佐木島在住の土田軍三さんに島の特徴や農業などの話をしていただきました。愛媛大学3回生 前山亜美香さんは「農業情勢の話を聞けて、大変貴重な経験ができました。佐木島から見える景色はとても綺麗でした」と佐木島の魅力が伝わったようでした。9月10日9月中旬10月1日9月18日2JAみはら 2019.11

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