JAみはら9月号330
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「ハウスレモン」の出荷が始まっています!ラジコン草刈り機実演会開催せとだ選果場で13日、「ハウスレモン」の出荷が始まりました。ハウスレモンは、鮮やかな緑色の果皮で酸味が強く、とても爽やかな香りが特徴です。4戸が約1ヘクタールを栽培しています。傷の有無など丁寧に選果し、約28トン(1ケース5キロ)の出荷を見込みます。通常のレモンは5月中旬開花で10月ごろに収穫しますが、ハウスレモンは12月からハウス内の温度を上げ、2月に花を咲かせるため、通常のレモンよりも3ヵ月早く収穫できます。生産者の中本年哉さん(52)は「堆肥や有機100%の肥料を使うなど、土づくりにこだわっている。フレッシュなレモンの香りをたくさんの人に感じてもらいたい」と話しました。主に東京や広島の市場などへ出荷され、収穫は9月末まで続きます。経済部は22日、久井町にて、重労働である畦畔や農道等の草刈りの労力軽減と作業効率の向上を図るため、ラジコン草刈り機実演会を開きました。JA全農ひろしまと㈱全農アグリサポートの2社協力のもと開催され、農業者17人が参加しました。当日は、同社からラジコン草刈り機3機種(agria9600・ARC-500・神刈)の使い方や機械の特徴などについての説明を受けた後、実際にラジコンを操作して斜面の草を刈る実演も行いました。実演会に参加した花山哲男さん(64)は「時間短縮になり、少人数でできるのでとても良い。法人や組合で1台あると便利だ」と話しました。JAは、生産者の高齢化による農作業負担の軽減や、安全性の向上のため、今後も省力化に向け努めます。7月13日7月22日2JAみはら 2020.9

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