JAみはら11月号332
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2020年度広島わけぎ出荷会議開催イチジク「蓬莱柿」出荷JA三原・JA尾道市の両わけぎ部会は9月下旬、JA三原本店で「2020年度広島わけぎ出荷会議」を開きました。例年は市場関係者等も含めて行いますが、今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、部会の代表者、JAと全農ひろしまの職員数人での開催としました。全農ひろしまは実績報告をし、両JA担当職員が産地の概況や今後の方針について説明しました。今年の夏は高温少雨となり植え付け時期が全体的にずれ込んでいましたが、例年通り早いところでは9月中旬から出荷開始となりました。両JAで出荷量390トン、販売額約2億5千6百万円を計画。須ノ上わけぎ部会の河本邦彦部会長は「高齢化による生産者の減少や、極端な天候による影響で出荷量が減少しており、生産者にとって厳しい状況になっている。コロナ禍で大変な時期だが、一人一人が役割を果たし、出荷体制を見直していくことが重要。」と話しました。三原市本郷町本谷地区の(農)ほんたには9月上旬、イチジク「蓬莱柿」の出荷を始めました。同地区は、広島空港にほど近い標高230メートルに位置し、昼夜の寒暖差で色や食味に良い影響をあたえるため、高品質なイチジクができます。今年は8月の雨量が少なく推移したため十分な甘みに仕上がりました。午前6時から約2時間かけて収穫し、構成員たちの手によって一つ一つ丁寧に選別、パック詰めされます。代表理事の繁光積さんは「糖度は十分で自信を持って出荷できる。朝採りした新鮮なイチジクを、より多くの方に食べてもらいたい」と笑顔で話しました。9月23日9月11日三原市と「地域見守り活動に関する協定」を締結JA三原と三原市は25日、「地域見守り活動に関する協定」を締結しました。三原市役所で締結式を開き、西原常雅組合長と岡田吉弘市長が協定書に署名しました。誰もが安心して暮らせる地域を目指し、見守り活動で協力して福祉の向上につなげます。協定締結を機にJAは、職員に取り組みを周知し、住民の異変を察知した場合は、すぐに市に連絡するなど見守りに協力。市は、住民に協定を周知すると共に活動の円滑化を支援します。JA三原では、令和元年度からの中期3カ年計画の中で「JA総合事業を通じた暮らしの支援と地域活性化への取り組み」を掲げて実践しており、農村地帯を中心に過疎化や高齢化が進む中、組合員の生活を守り今後も住み続けられる地域としての活性化を図るため、地域見守り活動や買い物弱者対策など高齢者の生活支援に取り組んでいきます。岡田吉弘市長は「住み慣れた地域で安心して暮らし続けるために、より重層的な仕組みづくりが必要と考えている。今後も積極的に安心・安全なまちづくりを推進していく」と話しました。西原常雅組合長は「組合員にとって“地域の拠り所となる支店”創りに取り組む計画と関連した内容で、大変意義のある協定といえる」と期待を示しました。8月25日【全体運】気になることは少し様子を見て。結論を急がないのが幸せの秘訣(ひけつ)。金運は下旬から上昇。お誘いの予感も【健康運】朝は血圧のチェックから。散歩がお勧め【幸運の食べ物】ユズ今月の運勢 牡羊座3/21~4/192JAみはら 2020.11

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