JAみはら11月号332
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日中は暖かい日がありますが、朝と夜の気温は低い日が多くなりました。気温の変化が大きいので体調を崩しやすい時期となります。体調管理に気を付けましょう。●豆類について前回定植までの過程を紹介しましたが、今回はそれ以降のことについて話をさせていただきます。豆類は、冬越のため寒さが厳しくなる前に防寒対策等をしていく必要があるので、本格的な冬が訪れる前に対策を講じましょう。また、支柱を立てての誘引や倒伏防止対策もしましょう。【エンドウ】冬を越すとつるありの品種では支柱を立てて、誘引してあげましょう。つるなしの品種でも短い支柱を立ててあげると株が安定するので支柱を立ててあげましょう。①寒さ対策について適期に播種したものでも、直接霜にあたると傷んでしまいます。対策として、トンネル支柱に不織布や寒冷紗をかぶせることで、霜除けと防寒・防風対策ができます。冬は風が強いので、被覆資材が飛ばされないようにしっかり固定しましょう。②誘引について冬を越して春を迎える頃からつるが伸び始めてきます。つるが伸びる前に支柱を立ててネットを張りましょう。つるがネットにからみ、伸びてきたら30㎝間隔でひもやビニールテープでエンドウを囲むように張ることで、つるが横に広がらないようにしましょう。生育に合わせて囲むひもは2段、3段と追加しましょう。③追肥について追肥は、春になりつるが伸び始めた頃に1回目を、花が咲き始めた頃に2回目、莢がなり始めた頃に3回目を目安に行うとよいです。④収穫サヤエンドウは莢が大きくなって、外側から中の実がわずかに見え始めた頃が収穫適期となります。スナックエンドウは莢が十分に膨んできた頃が収穫適期です。サヤエンドウは莢が硬くなる前に収穫するよう注意しましょう。【ソラマメ】①寒さ対策についてソラマメは、霜の被害を受けると茎が腐ったり、芯止まりがおきてしまいます。霜除け対策の為、株元の周りにワラや落ち葉を敷いてあげるとよいです。また、エンドウ同様にトンネル支柱と不織布を利用するとより効果的です。②摘心・整枝について春になりわき芽が伸び始める前に摘心と整枝を行います。まず親枝を取り除き、側枝が30㎝程の頃に生育の良い太い枝を6~8本程残して、それ以外の側枝を全て取り除くことで日当たりを良くしてあげましょう。莢ができてきたら草丈70㎝~80㎝の高さで摘心することで、莢の肥大を促進させましょう。③誘引について茎が弱い作物なので、株から少し離れた四隅に支柱を立てて、30㎝間隔にひもやテープで囲み、倒伏対策をしましょう。この時シルバーテープを使用すると春先にかけて発生しやすいアブラムシ対策になります。生育に合わせて囲むテープは追加していきましょう。④収穫開花して35~40日後、莢が横向きから下向きになってきた頃が収穫適期となります。また、莢の色が濃くなり、光沢が出てくるのでそれを目安にして収穫しましょう。担当西條 祥大家庭菜園●エンドウの誘引について30cm間隔でテープを張るテープは生育に合わせて2段3段と増やしていく●ソラマメの摘心・誘引について30cm間隔でテープを張る草丈70cm〜80cmの高さで摘心を行う【全体運】明るい兆しが見えています。遊びに行く計画を練りましょう。人生を楽しむ気持ちが幸せの呼び水に。映画観賞吉【健康運】テーピングで症状が改善。予防にも効果あり【幸運の食べ物】リンゴ今月の運勢 蟹座6/22~7/225JAみはら 2020.11

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