JAみはら1月号334
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担当石川 祐介(広果連)柑 橘気象庁より今後冬にかけてラニーニャ現象が続く可能性が高いと発表がありました。ラニーニャ現象発生時の冬は気温が低く、降水量は少ない傾向があるため、寒波などの発生に今後も注意が必要となります。●温州みかん・中晩柑類共通管理【土づくり】土壌環境を整え、健全な根を増やすために土づくりが重要です。特に表土の流出等の被害が発生した園地では、土づくりに積極的に取り組みましょう。【有機物の施用】細根量を増加させるために、堆肥などの有機物を10aあたり2t以上(1樹1袋)投入します。【石灰質資材の施用】酸性が強い土壌では、微量要素の欠乏・過剰症の障害が発生しやすくなります。土壌酸の性化を矯正するために10a当り100㎏の石灰質資材を施用してください。【密植園の間伐】密植園は作業性が悪く、病害虫が発生しやすくなります。また、樹の中まで日光が当たらないため、果実の品質も悪くなります。密植園は樹と樹の間隔をあけるため間伐を実施しましょう。【越冬病害虫防除】カイガラムシ類の発生園やハダニの発生が多かった園地は、収穫終了後、機械油乳剤95を散布しましょう。なお、散布直後の降雨は、効果が低下するため、数日間好天が続くときに使用してください。散布の際は樹勢回復を目的に尿素200倍を混用します。※樹勢の低下した樹には散布しないようにしましょう。●温州みかんの管理【樹勢回復対策】樹勢回復のため、できるだけ暖かい日に、尿素200倍を2~3回葉面散布します。●中晩柑類の管理【越冬果実の防寒、防鳥対策】しらぬひや清見など樹上越冬させる果実で防寒していない園地は、早急に防寒対策を実施しましょう。※サニーセブンは、スソが地面にかぶさるように設置しましょう。【腐敗防止剤の散布】貯蔵中の腐敗果の発生を防ぐため、果実の収穫前には腐敗防止剤を散布しましょう。1月伐採前伐採後【全体運】相手を受け入れる気持ちが運を開く鍵。来客は笑顔でお出迎えを。新しいことをしたいなら仲間探しから始めて【健康運】暴飲暴食は控えバランス良く食べましょう【幸運の食べ物】ナバナ今月の運勢 牡羊座3/21~4/196JAみはら 2021.1

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