JAみはら3月号336
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 わたしたちのSDGs「地産地消で地域にPR」 生産者支援を充実JA三原女性部は組織活動・健康管理・地産地消・地域活動・環境保全の5つの方針のもと、女性セミナーや研修会、支部活動をおこなっており、2018年度女性部総会で行った「SDGsとJA女性部活動」の講演をきっかけに、より一層、国連の持続的な開発目標(SDGs)を意識した活動に力を入れています。料理教室で使う食材は、地元産にこだわりJA三原やっさふれあい市場や営農センターで仕入れ、地産地消にも貢献しています。また、JAのイベントなどでは、三原の代表的な郷土料理「タコ飯」や「わけぎぬた」などを販売し、若い世代や地域住民に地元の農産物を積極的にPRします。同JA女性部の下久保幸子部長は、「女性部活動やJA運営への参画を通じて、経験や知識を次世代へつなげていけるような活動を、今後もたくさん取り組んでいきたい」と意気込みを話しました。JA三原女性部は、食品ロス削減や住み続けられるまちづくりなどを目指し、SDGsにつながる取り組みとして、今後も活動します。JA三原は、独自の生産者支援施策である「JA三原版 農業所得増大・地域活性化応援プログラム」を講じ、今年で3年目を迎えます。同プログラムでは、生産規模の拡大や省力化を目指す農業者の設備投資に対する支援を行う「生産応援事業」や、「平成30年7月豪雨」により影響を受けた農地の回復を支援する「災害復興支援事業」などを展開し、農業者に対する支援策を充実させています。今年度は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、法人・担い手巡回を中止し、その代替案として「令和元年度 自己改革実践報告」を郵送し、意見や要望があれば、営農センターや支店・出張所に申し出てもらうこととして、意見を募っています。令和元年度に「災害復興支援事業」を利用し豪雨被災農地の地力回復を進める花岡達男さん(69才)は、「豪雨により土砂が大量に流入し、地力の低下が心配だった。支援事業を活用することで農地の復旧に計画的に取り組める」と話しました。JAでは、同プログラムの活用を推進し、生産者への具体的支援を進めます。3JAみはら 2021.3

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