JAみはら4月号337

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②無機質肥料有機質以外のものを原料とし、科学的につくられた肥料のことです。含有成分、作用性、剤型など様々ですが、汚れや臭気がほとんどなく、袋に表示されている成分量が植物にすべて有効に働く特徴があります。有機質成分を含んだ肥料を紹介しますので、参考にしてください。【堆肥について】堆肥には腐植と呼ばれる土壌有機物が含まれています。この腐植は保水性・通気性・保肥力の改善を促します。①牛ふん一般的に使われているものは、牛のふんにおがくずやこめぬか等を混ぜて水分調整し発酵させたものです。肥料効果は低いが、土をふかふかにし水はけをよくする土壌改良効果が高いです。②鶏ふんニワトリのふんを乾燥させた堆肥です。特に窒素成分が高く、堆肥の中では高い肥料効果があります。ただし、分解が早いので土壌改良効果は低い特徴があります。窒素成分の高さと早く分解するため、大量に施用すると肥料やけの原因になりやすく、作物の生長に影響するので、使う時は施用量に注意しましょう。③豚ふん豚のふんを堆肥化させたものです。土壌改良効果と肥料効果がほどほどにあり、牛ふんと鶏ふんの中間的な効果があります。④バーク堆肥樹木の皮に動物のふんや油粕等を加えて発酵させたものです。肥料効果は薄いのですが、腐葉土と同じ植物質の堆肥であり、高い土壌改良効果をもちます。堆肥の選び方について堆肥は様々な種類がありますが、最も注意することは完熟した堆肥を使用する事です。発酵の進んでいない未熟な堆肥は病原菌や雑草の種が残っているため、作物に悪影響を与えたり土壌の肥料成分がなくなるといった障害が起きやすくなります。よく発酵した完熟堆肥は、色が黒く、さらさらとした特徴があります。逆に発酵の進んでいない堆肥は色ムラがあり、水分が残っている為べたべたしています。また、完熟した堆肥は匂いがほとんどありませんが、未熟なものは強い臭気を発します。堆肥を選ぶ時は、先に述べたことに注意して完熟した物を使用しましょう。主な肥料の内容と使用方法肥料名特　徴配合（N-P-K）施肥量（１m2あたり）果菜類葉菜類根菜類やさい有機１８９早効きから遅効きまでオールマイティーにこなす有機配合肥料（基肥向き）10-8-9有機率24％160g160g120gやさい有機１２９基肥用の189と対に使用する有機配合肥料（追肥向き）10-2-9有機率32％第１果収穫～15日おき50g定植10日目定植30日目結球始めそれぞれ60g本葉２～３枚６～７枚頃それぞれ40gグリーンドクター４号有機を含んでおり、作物や土壌に優しく緩効的な効き方の肥料（元肥向き）6-5-5有機率85％300g300g200gグリーンドクター５号有機に加え、苦土も含んだ肥料（追肥向き）10-3-11有機率35％第１果収穫～15日おき50g結球始～50g本葉５～６枚50g※施肥量は目安です。土壌の条件や生育状況を観察しながら調整してください。堆肥の一覧と特徴堆肥の種類特　　徴牛ふん適度な肥料分を含み、土壌改良効果も持つ鶏ふん化成肥料並みの高い肥料効果を持つ豚ふん牛ふんと鶏ふんの中間的な存在バーク堆　肥肥料分は少ないが、土壌改良効果が高い腐葉土肥料分は少ないが、土をふかふかにする【全体運】注目を浴びる月。見られているのを意識して積極的にアピールを。好結果が得られます。買い過ぎには気を付けて【健康運】筋トレなど本格メニューで体力アップを【幸運の食べ物】ソラマメ今月の運勢 獅子座7/23～8/228ＪＡみはら 2021.4