JAみはら6月号339
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を測定し、健康で長生きできる生活をしましょう 『人生100年時代』は、決して大げさではなくなりました。日本人の『平均寿命』は、男性79歳、女性86歳です。女性の半数以上が90歳まで長生きします。 一方で、寝たきりなど介護の必要な期間は男女とも約10年ある時代です。骨が脆いと、転んだだけで脚の付け根の骨や、腕をついて手首の付け根の骨を骨折してしまい、寝たきりの原因になっています。骨密度を測定し、自分の骨の強さを知る事や運動することで、足腰の筋肉を維持することを日頃から心がけることが大切です。 『平均寿命』が延びたことは、たいへん喜ばしいことですが、自立した日常生活を送れる期間である『健康寿命』も少しでも延長したいものです。 骨粗しょう症は、骨の強度が低下し、骨が脆くなり、骨折しやすくなる病気です。初期の段階は痛みなどの自覚症状がないことが多く、骨折して初めて骨粗しょう症がわかる場合があります。 寝たきり予防のため骨粗しょう症を予防しましょう。適度な運動は、骨に刺激を与えてカルシウムの沈着を促進してくれます。 JA尾道総合病院では、最新鋭の骨密度測定装置を設置しております。脊椎と大腿骨の骨密度をレントゲンで測定します。測定時間は10分程度で痛みはありません。また、高精度な解析を迅速に実行し、骨粗しょう症の予防や診断に取り組んでいます。ご予約はコチラJA尾道総合病院 健康管理センターTEL:0848-22-8111㈹ (13:00~16:00)JA尾道総合病院 健康管理センター 内海 麻弥香※健診当日でも追加できます。追加をご希望の 場合は、窓口でご相談ください。特に検査をお勧めする方閉経後の女性、小柄で痩せている、偏食が多い、過度なダイエットをしたことがある、運動不足、喫煙、過度な飲酒、骨折をしたことがある、肝臓や腎臓の病気、甲状腺機能亢進、胃を切除した方、ステロイドを長期服用したことがある方牛乳・乳製品・スキムミルク海藻・小魚・大豆製品骨粗しょう症について①カルシウムを多く含む食品や吸収を助ける栄養素を積極的に摂りましょう。②運動(1日30分程度のウォーキングやストレッチ)で足腰の筋力の維持に 努めましょう。カルシウムを多く含む食品塩分・アルコール・添加物の多い製品(ソーセージ・ハム、カップ麺)摂りすぎに注意する食品たんぱく質:肉、魚、大豆製品、卵 ➡たんぱく質に含まれるアミノ酸が吸収を助けます。ビタミンD:さけ、いわし、納豆、干ししいたけ、きくらげ等 ➡ビタミンDは、紫外線にあたることで皮膚でも形成されます。冬場は1時間程度、夏場は木陰で、30分程度戸外で過ごすようこころがけましょう。カルシウムの吸収を助ける栄養素今月の運勢 射手座11/23~12/21【全体運】交友関係が活発化。判断に迷ったときは今までにやったことのない選択肢を優先すると吉。うれしい贈り物の予感【健康運】弱い部分のケアを。名医に出会えそう【幸運の食べ物】トウガラシ10JAみはら 2021.6

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