JAみはら6月号339
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せとだ柑橘農業塾開講白ネギ農業塾 開講佐木島レモン団地 第1ほ場拡張せとだ柑橘事業本部にて、「せとだ柑橘(かんきつ)農業塾」を開校しました。受講者20人が参加し、知識と理解度をより深めたいと初めての受講者も多く参加しました。せとだ営農指導課の松浦道郎技師が、各品種の特徴や瀬戸田地区の柑橘栽培の歴史についての講義を行いました。JAでは、定年帰農者や新規後継者など、かんきつ栽培未経験者や技術習得を目指す方を対象に、かんきつ農業塾を開催しており、栽培管理、肥料と農薬の基本的な知識を学ぶ講義と、摘果や剪定の園地実習を行います。農業塾は1年を通して行われ、1か月に1回(合計12回)開催されます。松浦技師は「受講者の知識習得と技術向上につながるよう、聞きやすく基本をおさえた講義にしていく」と話しました。三原市高坂町で、「白ネギ農業塾」を開講し、白ねぎの生産販売を目指す農家8人が参加しました。生育条件や栽培の流れ、栽培時の注意点などについての講義と、肥料散布や簡易移植機「ひっぱりくん」を使ったチェーンポット苗の定植についての現地実習を行いました。白ネギは、数年前から栽培が盛んとなり、JAグループ広島が定める県域重要品目にも位置付けられ、堅調な市場需要のもと生産が拡大しています。当JAでも、令和元年度より振興品目に位置づけ、生産者数、生産面積ともに拡大傾向にあります。家庭菜園から白ネギ栽培を本格的に始めた受講生の花岡達男さん(69)は「土づくりや施肥の量が重要であることを学んだ。次回も参加して産地化に向け取り組みたい」と意気込みを語りました。佐木島で、JA広島果実連とJA三原が柑橘生産の新たな担い手育成の拠点として整備を進める「レモン団地」の第1ほ場拡張部のレモン苗木の植え付けが完了しました。この団地は、耕作放棄地の解消や、担い手育成、経営の効率化による果樹産地の活性化をはかるため2018年から整備を進めており、10ヘクタールを目標に取り組んでいます。今回、ほ場約60アールの整備が完了し、佐木島果樹産地活性化協議会のメンバー42人が、230本の苗木を定植しました。将来的な担い手への管理移管を見据え、軽トラックや自走式防除機などでの管理が容易となるよう、一面化と作業道の十分な確保を基本に整備を行いました。第1ほ場の拡張により、昨年完成した第2ほ場と合わせて約2.2ヘクタールの団地規模となりました。同果実連の牧本祐一専務は「今後は、協議会で協力しながら目標面積を達成し、産地の活性化をはかりたい。」と話しました。4月7日4月14日4月15日【全体運】おおむね順調です。心配事があるなら独りで抱え込まず相談を。良い知恵を出してもらえそう。買い物は後半が吉【健康運】頑張り過ぎは体調不良のもと。適宜休憩を【幸運の食べ物】サヤインゲン今月の運勢 牡羊座3/21~4/192JAみはら 2021.6

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