JAみはら7月号340
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【モモの核割れ果について】核割れは、中の種が縫合面にそって割れ、食味が低下したり、奇形になったり日持ちが悪い果実になったりします。発生を助長する原因としては、気象条件(水分管理)や栽培管理(着果不足や摘果や樹勢)があげられます。核割れ果の発生が多い場合は摘果量、肥培管理や水分管理などを見直しましょう。【病害虫防除】灰星病などの果実腐敗病の発生が多くなります。発病果実は、見つけ次第除去し園内に残さないようにしましょう。散布薬剤…ロブラール500アクア 1,500倍(注)ロブラール500アクアは収穫前日まで使えますが、ハモグリガ防除でスミチオン水和剤を混用散布した場合は、スミチオン水和剤の収穫3日前が基準になります。●キウイフルーツ【新梢管理】不要な枝は常時かぎ取り、棚下に木漏れ日が差し込む程度の明るさを保ちましょう。【かん水】乾燥が続く場合は、定期的にかん水を行います。¥担当西條 祥大家庭菜園●地這いキュウリについてキュウリは一般的に苗づくりをして支柱を立てて栽培しますが、畑に直まきし、支柱を立てずに、つるを地面に這わせて栽培する地這いづくりにする栽培方法があります。この地這い栽培は支柱立てや誘引の必要がないので簡単に栽培することができます。また、葉が地面を這うので夏の暑さや乾燥に強く、7月中旬頃まで種まきをすることができます。【作 型】【栽培について】①ほ場準備種まきの1~2週間前に、畝幅2m株間50~60㎝の間隔で1㎡当り苦土石灰150gと完熟堆肥5㎏、化成肥料(8-8-8)を150g施し、やや深めに耕します。その後、土を山に盛って畝(※鞍つき)を作ります。※鞍つき=1株ごとに耕して、肥料を施して山型に土を盛り上げる畝作り方法のこと。②種まき~間引き鞍つき1ヵ所につき、4粒ずつ1㎝程の深さに種をまきます。気温が低い場合はポリキャップを使用して保温するとよいです。ポリキャップはかけることにより、ウリバエの予防効果もあります。その後、本葉が4~5枚になったら間引きを行い、1本仕立てにします。③摘 心親つるが7~8節程伸びてきたら摘心をし、生育のよい子つるを3~4本、四方に伸ばすように配置します。この時、株元に敷きわらをすることで乾燥と地温の上昇を防ぐことができます。敷きわらは成長に合わせて子つるの先端付近に随時継ぎ足していくとよいです。④追 肥つるが20~30㎝に伸びだしたら株の近くに化成肥料をまきます。以降は20日程度の間隔で追肥をします。⑤収 穫収穫する際には、果実が葉の陰に隠れて目立ちにくいので、取り残しの無いように収穫します。モモの核割れ果 農薬使用の際は、必ずラベルに記載されている使用方法を確認してください。また、農薬散布の際は、周辺住民の方や近隣の農作物栽培者への周知を徹底し、農薬飛散(ドリフト)に注意しながら実施しましょう。※暖地の作型です。地域と品種によっては栽培時期が異なるので、事前に確認して栽培してください。312月品種684101211975一般的な作型○ ○ 播種期  ■ 収穫2m鞍つき50〜60㎝親つる7~8節で摘心子つる子つる子つる子つる4粒ずつ、1㎝の深さで種をまく。子つるを四方に配置し、伸ばしていく。【全体運】びっくりするほど忙しくなる可能性が。自分のことを優先し過ぎるのは危険。人のための行動で救われます【健康運】オーバーワークに注意。休養も忘れずに【幸運の食べ物】サヤインゲン今月の運勢 獅子座7/23~8/226JAみはら 2021.7

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