JAみはら10月号343
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脂肪肝が引き起こすのは、肝臓自体の病気より、他臓器のがん、心血管疾患の方が多いというデータがありますを受けましょう腹部超音波検査 お腹の上から超音波を発信する装置を当て、内臓を観察する検査です。 痛みや被爆などの心配はなく、気軽に受けられる検査です。お問い合わせJA尾道総合病院 健康管理センターTEL:0848-22-8111(代) 13:00~JA尾道総合病院 健康管理センター保健師:渡辺 倫世腹部超音波検査とは 多くの場合、超音波検査だけでは確実な診断をつけることはできませんが、体に負担のかかる検査に進むかどうかの判断につながります。 お腹には消化・吸収・代謝に関わる臓器が集まっています。悪い生活習慣は臓器に負担がかかります。 また、肝臓には余剰な栄養がたまることで“脂肪肝”という状態になることも。脂肪がたまりすぎた細胞からは体に悪い物質が放出され、炎症が起き、全身の病気になりやすくなります。 尾道市では医師会が中心となり、2007年からすい臓がん早期発見プロジェクトを開始しています。 これは、すい臓がんのリスクのある方を対象に、かかりつけ医で積極的に腹部超音波検査などを行い、早期に専門病院へつなぐ仕組みです。これにより、JA尾道総合病院ではすい臓がん5年生存率が20%に迫っており、全国の8.5%(地域がん登録による)を大きく上回る成果を上げています。精密検査の入り口として全国に広がる尾道方式JA尾道総合病院 健康管理センターで実施している腹部超音波検査 肝臓、胆のう、すい臓、ひ臓、腎臓、腹部大動脈を観察します。腹部超音波検査でわかること■当センターがご提供する人間ドック(がん、1日、2日の各コース)にはセット項目として含まれています。■協会けんぽ健診ではオプションです。一般健診に追加してお申し込みください。 (付加健診には含まれます)■尾道市がん検診実施対象機関です。 (尾道市に住民票のある40歳以上の方)*かかりつけ医に定期的に受診をされている方は、そちらで相談してみましょう。保険診療で受けることができる場合があります。 肝臓 脂肪肝、肝腫瘍 など 胆のう 胆管拡張、結石、胆のう腫瘍 など すい臓 すいのう胞、すい管拡張、すい腫瘍 など ひ臓 ひ腫(肝硬変、血液疾患) など 腎臓 腎盂・尿管拡張、多発性のう胞腎、腎腫瘍 など 腹部大動脈 腹部大動脈瘤、動脈硬化 など当てるだけで様々な病気の兆候がわかる「現代の聴診器」としてぜひ定期的な検査を受けましょう。当てるだけで様々な病気の兆候がわかる「現代の聴診器」としてぜひ定期的な検査を受けましょう。奇跡の街としてTVで紹介されました!肥満・喫煙・大量飲酒は特にNG!生活習慣を見直しましょう油で膨らんだ脂肪細胞悪悪悪全身の炎症動脈硬化がん など今月の運勢 水瓶座1/20~2/18【全体運】好調です。かなりの無理も今月なら通るはず。用意周到に漏れなく進めましょう。うれしい結果が待っています【健康運】ハードなスポーツやレジャーも楽しめます【幸運の食べ物】カラシナ12JAみはら 2021.10

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