JAみはら10月号343
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実全体で判断し、「西条」はヘタ部と果頂部で判断します。カキは、緑色から黄色そして朱色に変化していきます。全体が朱色になると成熟期です。【カメムシの防除】スタークル顆粒水溶剤2,000倍(収穫前日まで3回以内)で防除します。●モ モ【コスカシバの予防】成虫はハチに似ており、幼虫は樹の茎部に侵入しその内部を食害し、枯死させます。被害を受けた部分にはヤニや糞が見られます。休眠期(落葉後~発芽前)にラビキラー乳剤200倍を太枝や幹に散布します。●キウイフルーツ【収 穫】キウイフルーツは、成熟期の果実硬度が高く、果皮色が変化しないため、収穫適期の判断が難しいです。そのため、産地では糖度6~7%を目安とすることもありますが、おおよそ今月中旬くらいから収穫を開始します。また、収穫が遅くなると霜害を受け貯蔵性が劣ることがあります。収穫の際の注意点・降雨で濡れた果実は採収しない。・毛じを落とさないように丁寧に扱う。・果頂部など花弁が付着していたら落としておく。・採収は、果実温の低い午前中に行う。¥担当西條 祥大家庭菜園●エンドウマメ【栽培のポイント】越冬する野菜の為、早蒔きすると蕾が大きく育った頃に寒さで株が傷みます。その為、必ず適期に播種をします。また、マメ科野菜は連作による障害が非常に発生しやすい作物なので、4~5年の間マメ類を栽培していないほ場を選択して栽培しましょう。①ほ場準備エンドウは根に根粒菌が共生します。根粒菌は空中の窒素を利用して生育を助ける働きがある為、基肥は控えめに施します。また水はけの悪い圃場の場合根腐れが発生しやすくなるので、水はけのよい圃場を選んで栽培します。1㎡当たり完熟堆肥を2㎏、苦土石灰を150g全面に施します。種まきの1週間前に化成肥料(8:8:8)を50g全面に施し、1条植えで株間30㎝、畝幅120㎝の畝を立てます。②種まき播種適期は、10月中旬~11月下旬です。まき穴1ヵ所につき4~5粒の種をまき、軽く覆土をかけ潅水します。その後、鳥害対策と乾燥を防ぐ為に不織布をべたがけします。●ソラマメ【栽培のポイント】エンドウ同様に越冬する為、早蒔きすると年内に生長が進み寒害を受けるので、適期に播種しましょう。エンドウマメと同様に連作障害が発生しやすい為、栽培する際は4~5年の間マメ類を栽培していないほ場を選びましょう。①種まき播種適期は、10月中旬〜11月上旬です。ソラマメは直播き栽培もできますが、発芽や初期成育をそろえる為にポットで苗を仕立てます。9㎝の3号ポットに2粒ずつ、おはぐろ部分を斜め下向きにして土に押し込みます。深さの目安としては、マメの頭部がわずかに見える程度です。この時、水平に種を蒔くと湿気で腐りやすくなるので注意しましょう。②ほ場準備エンドウ同様に根に根粒菌が共生するので肥料は控えめに施すとよいです。乾燥に弱い作物の為、水持ちのよい圃場を選択して栽培します。定植の2週間前に1㎡当たり完熟堆肥を2㎏、苦土石灰を150g全面に施します。その後、定植1週間前に化成肥料(8:8:8)を50g全面に施し、株間40㎝、畝幅60㎝の畝を立てます。③育苗~定植種まき後、5~7日程で発芽します。本葉が2~3枚になった頃(育苗日数20日前後)が定植適期です。定植後は潅水をし、乾燥対策として株元へ敷きわらをします。●秋まき野菜の追肥秋まき野菜の追肥は作物ごとに適切なタイミングに施用することで、実や根の充実に関係します。野 菜追肥のタイミング施肥量1回目2回目3回目ハクサイ本葉3枚時本葉5枚時結球始め1回/60gキャベツ定植10日後定植30日後結球始め1回/40gタマネギ12月中頃1月中頃2月下旬1回/30gダイコン本葉3枚時本葉5枚時葉が畝間にかかる頃 1回/40gニンジン本葉3枚時本葉5枚時本葉7枚時1回/40gバレイショ蕾の形成期開花時ー1回/50g 農薬使用の際は、必ずラベルに記載されている使用方法を確認してください。農薬散布の際は、周辺住民の方や近隣の農作物栽培者への周知を徹底し、農薬飛散(ドリフト)に注意しながら実施しましょう。30cm120cm1穴につき4粒~5粒の種を植付ける40cm60cmおはぐろおはぐろ部分を下向きにして種をまく【全体運】迷ったときは先に進まないように。十分に情報を集めてから行動を起こしましょう。蓄財、スキルアップは積極的に【健康運】食事は楽しく。彩りの良いメニューが◎【幸運の食べ物】チンゲンサイ今月の運勢 乙女座8/23~9/227JAみはら 2021.10

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