JAみはら11月号344
2/14

久井小学校6年生が社会見学へ訪れました西条柿収穫スタート三原駅に期間限定で無人八百屋「駅ナカ八百屋」が誕生三原市深町で1日、特産の「西条柿」の収穫が始まりました。今年は、8月の長雨で防除がむずかしく、自然落果が多かったものの、色や糖度は良好で、出荷量は2.5トンと平年並みとなりました。西条柿は渋柿で、縦長の果形と黄緑色の着色、脱渋後の甘みが強く食味が良いのが特徴です。通常は炭酸ガスやドライアイスによる渋抜きが多い中、深町の西条柿はアルコール35%の焼酎を使い、4日程度置くことで一層甘みが引き出され、風味豊かで舌触りが滑らかに仕上がります。深町落葉果樹生産出荷組合の為清隆美さんは「温暖化の影響で生育が不安定な状況になりつつあるため、毎年の気候に臨機応変に対応し、今後も良質な柿を作っていきたい」と話しました。出荷は10月中旬まで続き、11月上旬からは「富有柿」の出荷も始まる予定で、収穫された柿は、やっさふれあい市場三原店・本郷店に出荷されます。三原市久井小学校の6年生38人は10月1日、社会見学の一環でJA三原管内の農業法人「清流の郷泉」を訪れました。久井地区の歴史を学習することを通じて地域に愛着を抱かせ、地域を大切にしていこうとする意欲を培うことが目的です。法人や久井町の歴史、農業へのこだわり、食の大切さなどについて聞き、真剣な表情でメモを取りました。その後、大型コンバインの見学を行い、初めて見る機械に歓声をあげて喜びました。また、同法人が栽培している赤しそを使った「しそジュース」も振舞われ、子どもたちは美味しそうに飲んでいました。見学を行った子どもは「久井町が、農産物の栽培にとても適している地域だということは、とても自慢できる」と喜んでいました。同法人代表理事組合長の戸野勉さん(71)は「社会見学を通じて農業の素晴らしさとともに苦労や現状を知ってもらい、より食の大切さを理解してもらいたい」と話しました。JR西日本とやさいバス株式会社が連携し、地産地消の推奨と野菜を通じた地域のコミュニティづくりの施設として、JR三原駅に無人販売の八百屋「駅ナカ八百屋」が10月末までの期間限定で開業しています。三原市内で作られた新鮮な野菜をより身近で手に取れる場所を提供することで、ファンづくりによる地域内農業の活性化を目指します。JA三原も週3日、やっさふれあい市場の新鮮な野菜を並べており、初日から多くの方に足を運んでいただいております。今後も、地域活性化・地産地消に向け取り組んでいきます。10月1日10月1日9月21日【全体運】過去は振り返っても変えられません。失敗も糧として前進を。経験を生かした新プランに光明あり。買い物は慎重に【健康運】サポーターやテーピングで痛みの緩和を図って【幸運の食べ物】チンゲンサイ今月の運勢 牡羊座3/21~4/192JAみはら 2021.11

元のページ  ../index.html#2

このブックを見る