JAみはら1月号346
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代表理事組合長田 中 義 彦謹んで新年の御慶びを申しあげます。組合員、地域の皆様におかれましてはお健やかに新年をお迎えになられたことと思います。さて、昨年も新型コロナウイルス感染症の拡大により日常生活や行動も制限される等社会や経済に多大な影響を与えることとなり、その動向は未だ予断を許さない状況が続いています。コロナ禍による社会構造の変化や農家の高齢化・担い手不足等により我が国の農業を取り巻く情勢は、非常に難しい状況が続いております。その中において、JA三原は「中期計画(令和1年~3年)」の最終年として、そこで掲げた目標を着実に達成するよう役職員一丸となって取り組んでおります。昨年の第29回JA広島県大会に於いて引き続き基本目標とされた「農業者の所得増大」「農業生産の拡大」「地域の活性化」の実践に向け、JA三原として持続可能な農業の実現を目指し、組合員・地域の皆さまに必要とされる組織となるために自己改革を継続して取り組んで参ります。また現在、JA三原では県内9JAの合併協議に参加しております。この合併は、9JAの経営資源を集約・再配置する事で、既存の単位JAでは成し得ない財務基盤力と対外交渉力、資金力、人員体制を確保・構築することにより、「食と農を基軸として地域に根差した協同組合」として農業者をはじめとした組合員から一層信頼されるJA組織を創り上げることを目指すものです。組合員の皆さまからの様々なご意見やご要望を踏まえ、令和5年4月の合併を目指し引き続き協議に参加致しますのでご理解を賜りたく存じます。激動の時代を迎えているなか、JAが直面する課題に対し、組合員・地域の為に強い気持ちで向かっていく所存です。皆さまの協力のもと、誠心誠意やるべきことを着実に実践し、明るい未来へ邁進して参ります。新型コロナウイルスの一刻も早い終息を願うと共に、本年も組合員、地域の皆様のより一層のご支援、ご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。2JAみはら 2022.1

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