●ジャガイモについてジャガイモは別名「馬鈴薯」（ばれいしょ）とも呼ばれる野菜です。ジャガイモには主にビタミンＣとカリウムが含まれており、ビタミンＣは風邪の予防や疲労回復といった効果があります。また、カリウムは塩分の摂り過ぎを調節する上で重要な役割を持ちます。作型についてジャガイモの植え付け時期は春・秋の２回になります。春は２月中旬から３月上旬に植付けを行い、５月中旬から６月上旬にかけて収穫を行います。秋は９月頃に植付けを行い、11月から12月にかけて収穫を行います。品種の選定についてジャガイモは品種によって食感が異なります。大まかに分けて、ほくほくとした食感を持つ品種と、しっとりとした食感を持つ品種の２つに分けられます。品種によって適する調理方法があるので用途によって品種を選択しましょう。❶種芋の準備植付けから２～３週間前に芽出しを行います。日中に種芋を日に当て続けることで、種芋から芽が出てきます。芽出しは必須ではありませんが、芽出しをすることで芽出しをしない場合に比担当西條 祥大家庭菜園べ、植付け後の発芽が揃う為良好な生育と管理のしやすさに繋がります。芽出し後は、小さな種芋は１個丸ごと、大きなものは50ｇ程度の大きさに切り分けます。この時、頭頂部とへそを結ぶ線を切り分けることで植付け後にバランスよく芽が出やすくなります。❷畑の準備ジャガイモは弱酸性の土を好む為、基本的には石灰資材を投入する必要がありません。逆に石灰資材の投入により土壌がアルカリ性に傾いてしまうと、芋の肌が荒れる「そうか病」が発生しやすくなります。圃場に基肥（Ｎ：Ｐ：Ｋ＝８：８：８）を１㎡当り１００ｇ程施し、全面混和し幅70㎝の畝を立てます。水はけの悪い畑では種芋が腐る・根腐れを起こす、といった症状が発生しやすくなるので、そのような圃場では畝を高く立てます。❸植え付け畝に深さ10㎝の溝を掘り種芋の切り口を下向きにして30㎝間隔で植付けし、覆土を行います。マルチ栽培の場合は覆土後にマルチを張ります。その場合、芽が出て土が盛り上がってきたらマルチが膨らむので、その場所に穴を開けます。❹芽かき植え付け後20日程で複数の芽が出てきます。その後、草丈が20㎝程になったら生育の良いものを１株当たり３～４本残して残りの芽を取り除きます。芽かきをする時は、種芋ごと引き抜かないように土をしっかり押さえながら芽を取り除きます。❺追肥と土寄せジャガイモの追肥は基本２回行います。１回目は芽かきの後で、２回目は蕾がついた頃に行います。それぞれ追肥（Ｎ：Ｐ：Ｋ＝８：８：８）を１株当たり10ｇ施し、土と軽く混ぜ合わせます。露地栽培の場合は、追肥のタイミングに合わせて土寄せを行います。土寄せは除草効果もありますが、地表に近い芋が日光に当たり芋が緑化するのを防ぐことができるので重要になります。マルチ栽培の場合は、土寄せは不要で追肥は植穴へ散布します。※芋が日光に当たると皮が緑化して有毒な「ソラニン」と呼ばれる物質を生成します。この「ソラニン」は食べると吐き気や頭痛などを引き起こすので注意しましょう。❻収 穫地上部の茎葉が黄色く枯れ始めたら収穫時期となります。収穫時期に地中に長く置き過ぎると雨と高温で腐る芋が出てくるので、堀遅れには注意しましょう。特に梅雨の時期が近いので、梅雨入りする前には必ず収穫を終えましょう。生理障害気温が高く水分が不足した時に「褐色芯腐れ」と呼ばれる芋の内部が褐色に変色する症状が発生します。ジャガイモは乾燥に強い作物ですが、極端に乾燥する場合は灌水を行うことで対策することが出来ます。そうか病が発生した芋の姿植付け図30cm70cm10cm【全体運】ピン！とひらめきのある月です。企画力がありますから新しい提案を行って吉。古い物は大切に。リメークを【健康運】痛みが出やすいかも。膝、腰は集中的にケア【幸運の食べ物】キンメダイ今月の運勢 双子座5/21～6/216ＪＡみはら 2022.2
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