JA佐伯中央レポート2017
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-4-⑶ 農業経営 新規農業経営者育成事業については、就農している1、2期生への訪問指導を行い、問題点、改善点を関係機関と検証し、栽培技術の向上、出荷量・販売額の増加に繋がりました。研修中の3期生については、就農に向けて農地の確保を行い、行政と連携して就農支援事業に取り組み、新規就農経営を開始しました。 耕作放棄地有効活用事業については、産直市出荷者に推進できる新たな品目・品種を試験栽培し、産直市に出荷した結果、消費者に受け入れていただきました。 また、耕作放棄地の活用として、担い手研修農場、観光農園、市民農園等へ結びつけるための検討をいたしました。②ふれあい活動 女性講座や料理教室・視察研修等、多彩な活動を展開し、延べ839名の参加があり、昨年度以上の成果となりました。 また、女性部次世代対策の一環として、管内に在住の女性が集えるような学び・仲間づくりの場である女性大学を開校し、3名が全日程を修了しました。 組合員ならびに地域のみなさまと交流を深めるため、「トライアスロン」・「夏休みわんぱくスクール」・「マロンの里まつり」等、各種イベントにも積極的に参加し、今後の取り組みに向け意欲高揚に繋がりました。 加工品については、女性部員による加工クラブを立ち上げ、「ゆずこしょう」の製造・販売を軌道に乗せ、食のマッチングフェア等への参加により販路を拡大することができました。また、調理室が完成したことにより、新たな加工品作りへの契機となりました。 健康管理活動では、JA広島総合病院と連携し「生活習慣病健診」や「健康教室」「ピンクリボン検診」を実施し、組合員ならびに地域のみなさまの健康管理の促進に努め、健康への意識が高まりました。 助けあい活動については、「コスモス会」が各地域に出向き、ミニサロン形式の「コスモスのつどい」を定期的に開催し、高齢者のみなさまとのふれあいを図りました。③介護事業 訪問介護事業については、自立支援を基本にケアプランに沿ったきめ細やかなサービスに努めるとともに、介護職員は、定期的な研修会や外部研修会への積極的な受講により、資質向上を図り安心と信頼を提供しました。 居宅介護支援事業については、サービス事業者等と連絡や調整を行い、利用者の実情に沿ったサービス計画を提供し、順調に成果を挙げることができました。取扱実績計画計画対比介護取扱高3,561万円3,640万円97.82%④購買事業 肥料・農薬等については、予約購買を通してスケールメリットを価格に反映するとともに、営農指導員と連携した推進によりトータルコスト低減を図り、農業者の所得向上に繋げました。 生活住環境商品においては、積極的に展示会を開催し、新商品の紹介や情報提供を行い新規利用拡大に努めた結果、昨年度以上の来場者で賑わいました。 事業所においては、毎月第2・4火曜日にスタンプカードのポイントを2倍にする等、還元率を見直し利用促進に努めました。 また、地域の豊かな緑と水を守る取り組みとして農業用廃棄物の回収を各地域で実施し、法令に基づく適切な処理を行いました。供給実績計画計画対比購買品供給高6億1,660万円6億5,000万円94.86%

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