JA佐伯中央レポート2019
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-33-(3) 退職給付引当金  職員の退職給付に備えるため、当事業年度末における退職給付債務及び年金資産の見込額に基づき、当事業年度に発生していると認められる額を計上しています。  なお、退職給付引当金及び退職給付費用の計算に、退職給付に係る期末自己都合要支給額を退職給付債務とする方法を用いた簡便法を適用しています。(4) 役員退職慰労引当金  役員の退職慰労金の支給に備えて、役員退職慰労金規程に基づく期末要支給額を計上しています。5.リース取引の処理方法  リース物件の所有権が借主(当組合)に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リース取引のうち、会計基準適用初年度開始前に取引を行ったものについては、通常の賃貸借取引に係る方法に準じた会計処理によっています。6.消費税及び地方消費税の会計処理の方法  消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によっています。  ただし、固定資産に係る控除対象外消費税等は雑資産に計上し、5年間で均等償却を行っています。7.計算書類等に記載した金額の端数処理の方法  記載金額は、千円未満を切り捨てて表示しており、金額千円未満の科目については「0」で表示しています。(2)貸借対照表に関する注記1.資産に係る圧縮記帳額  有形固定資産の取得価額から控除している圧縮記帳額は724,873千円であり、その内訳は、次のとおりです。  建物556,470千円  構築物 50,744千円  機械装置40,732千円  工具・器具・備品等76,926千円2.担保に供している資産  定期預金5,000,000千円を為替決済の担保に、定期預金102,000千円を指定金融機関等の取扱事務に係る担保に、それぞれ供しています。3.役員の間の取引による役員に対する金銭債権及び金銭債務  理事及び監事に対する金銭債権の総額14,052千円  理事及び監事に対する金銭債務の総額  -千円4.貸出金のうちリスク管理債権の合計額及びその内訳(単位:千円)債権区分金額(貸倒引当金控除前)破綻先債権82,998延滞債権1,875,0803か月以上延滞債権ー貸出条件緩和債権ーリスク管理債権合計1,958,079○破綻先債権:元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していることその他の事由により元本又は利息の取立て又は弁済の見込みがないものとして未収利息を計上しなかった貸出金(貸倒償却を行った部分を除く。以下「未収利息不計上貸出金」という。)のうち、法人税法施行令(昭和40年政令第97号)第96条第1項第3号のイからホまでに掲げる事由又は同項第4号に規定する事由が生じている貸出金○延滞債権:未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及び債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として利息の支払を猶予した貸出金以外の貸出金○3か月以上延滞債権:元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3か月以上遅延している貸出金で破綻先債権及び延滞債権に該当しないもの

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