JA佐伯中央レポート2020
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-4-⑶ 農業経営 新規農業経営者育成事業については、就農地での実践研修及び就農支援を行い、定期的な意見交換の場を設け、経営の安定化に向け取り組みました。 耕作放棄地有効活用事業については、次年度の本格始動に向け、新たに農地を選定し圃場の整備等に取り組みました。②ふれあい活動 組合員ならびに地域住民のみなさまの「暮らし」を支える生活文化活動を展開し、食と農の大切さを伝えるとともに、地域の活性化につなげました。 主な活動としては、地元生産者と消費者をつなぐ「クッキングフェスタ」や料理教室、手作り食品づくりに取り組み、安全安心な食の普及に努めました。 さらに、JA広島総合病院と連携した生活習慣病予防健診及び、乳がん検診の受診率向上をめざし広報活動を行った結果、受診者は昨年度を大きく上回りました。 助け合い組織の活動により、各地域で開催する「コスモスのつどい」では、高齢者や地域のみなさまの交流の場を提供し、介護予防運動を通じて、健康維持・増進に取り組みました。③介護事業 利用者が安心して在宅生活が送れるよう、自立支援を基本としたサービスの提供に努めました。 また、定期的に研修会を開催し、ヘルパー間の情報共有やスキルアップを図りました。取扱実績計画計画対比介護取扱高4,002万円4,130万円96.90%④購買事業 農業者のコスト低減に向けた、新たな銘柄集約肥料及び高機能農薬等の導入を営農販売課と連携して取り組み、予約購買による農家所得の増大を図りました。 また、窓口担当研修会等を開催し、活気ある店舗づくりと顧客対応力の向上に取り組みました。 衣・食・住を基本とした生活関連商品では、健康増進関連商品の展示販売や健康体感館の開催等による安心なサービス、商品の提供を行った他、旬鮮倶楽部、おせち等の新たなフード商品の供給にも取り組みました。 住宅環境分野においても、事業所とメーカーの連携した営業により順調な業績となり、JA利用度の向上が図れました。供給実績計画計画対比購買品供給高5億8,253万円5億4,000万円107.87%⑤信用事業 ⑴ 貯 金 相続セミナーの開催や訪問活動・窓口での情報収集から、次世代層の利用者を増やすことができ取引の幅が広がりました。 貯金については、個人貯金の満期管理を徹底した結果、貯金残高目標を達成することができました。残高実績計画計画対比貯金残高1,909億円1,900億円100.47%

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