広報みよし 099
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特 集災害に備える 地域や近隣が互いに協力し合い、地域の「防災力」を高めることを目的とする「自主防災組織」は、住民自治組織等を中心に、市域の約半分の地域で設立され、それぞれの地域の実情に沿った活動が行われています。 自主防災組織の設立・育成は、今後の防災対策を計画する上で、欠くことのできない重要な課題です。全地域での設立を目標に、市としての取り組みを進めていきます。 「自分たちの地域は自分たちで守る」という観点から、防災組織の設立と活動の充実に、ご協力をお願いします。自主防災組織はなぜ必要? 県や市、警察や消防署・消防団などの各防災関係機関では、災害時にそれぞれの役割に応じた対応を行います。しかし、災害の規模や形態、または地理的条件等によっては、十分な対応ができない可能性があります。 このようなとき、住民が互いに協力し、地域ぐるみで取り組むことで、有効な対策をとることができます。この点が、自主防災組織の最大のメリットであるといえます。安全・安心な地域づくりに向けて「自主防災組織」の設立を進めています危機管理課からのお知らせ「47年7月災害から40年を迎えて」フォーラム開催「放射線量測定器」を各支所に配備 江の川流域では、昭和47年7月の豪雨により死者・行方不明者28名、全半壊家屋約4千棟、浸水家屋約1万4千棟という甚大な被害を受けました。 この「47災害」から40年を迎えることから、災害を振り返り、今後の災害対応のあり方について考えるフォーラムを開催します。●と き 6月17日㈰9時30分~12時●ところ みよしまちづくりセンターぺぺらホール 市では、東日本大震災を契機として、「放射線」に対する市民の皆さんの関心が高まったことから、昨年7月から市役所東館前で、市独自での放射線量測定を開始し、12月からは各支所でも測定を実施しています。これまでは、測定器を持ち回りして測定していましたが、このほど、測定器を各支所にも配備しました。※毎月の測定数値は、「広報みよし(35ページ)」に掲載しているほか、市ホームページでもご覧いただけます。災アドバイザーや防災士の皆さんと連携して、設立や活動をサポートします。問い合わせ先 総務部危機管理課危機管理係 ☎(0824)62-6116 (0824)62-2951 kikikanri@city.miyoshi.hiroshima.jp自主防災組織の設立や活動に対する相談は? 「結成したいけど、どうすれば?」「結成したものの、どのように活動すれば?」などの質問がありましたら、お気軽に危機管理課にお問い合わせください。 職員が出向いてご説明するほか、場合によっては、県の自主防自主防災組織で行う具体的な活動内容平常時の活動災害に備えた活動防災資機材の整備、備蓄品の管理被害を防ぐための活動地域の危険箇所の把握、地域の避難路・避難場所の把握、防災マップの作成災害時の活動の習得消火・避難訓練、給食・給水訓練普及啓発活動広報紙の発行、防災講演会の開催、住民への防災意識の普及災害時の活動情報収集・伝達活動被害情報・救援情報の収集伝達、防災機関との連絡初期消火活動消火器などによる消火活動避難誘導活動住民を避難所へ誘導、住民の安否確認救出救護活動負傷者の救出救護、医療機関への連絡、介助が必要な人への手助け給食・給水活動食料・飲料水の調達、救援物資の受領・分配広報みよし No.0993

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