広報みよし 100
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3年ぶりのプロ野球公式戦開催三次きんさいスタジアムが熱狂の渦に! 6月11日(月)、三次きんさいスタジアムで、日本生命セ・パ交流戦「広島東洋カープ対オリックス・バファローズ戦」を開催し、1万684人の来場がありました。 オープニング・セレモニーでは、三次高校チアリーディングチームのパフォーマンス、花束贈呈に続き、神杉小学校4年生の為ため琉りゅうノの介すけくんによる始球式を行いました。球場周辺では、地元出身の梵そよぎ英えい心しん選手、永なが川かわ勝かつ浩ひろ選手の写真展や、ピンクリボンキャンペーン(乳がん検診などの啓発)等でにぎわいました。 試合の方は、6対1で広島東洋カープが勝利を飾り、球場を真っ赤に埋め尽くしたカープファンを喜ばせました。 「スペシャルオリンピックス」とは、知的発達障害のある人々の自立と社会参加をめざし、日常的なスポーツプログラムとその成果の発表の場である競技会を提供するボランティア運動です。 6月にみよし運動公園陸上競技場において、広島では初めての陸上競技会が開催されました。県内から知的発達障害児・者のアスリートの皆さんが、50m、100m走をはじめとする競技に挑戦されました。親子で一生懸命挑戦される姿をみると、人一倍の愛情を注がれ子育てをされている様子が伝わってきました。そして、大勢のボランティアの皆さんの協力もあり、本当に素晴らしい競技会になりました。 三次市では、平成22年2月に、広島県内で4番目の支部として、スペシャルオリンピックス広島・三次支部での活動をスタートされました。今年2月には、福島で開催された冬季ナショナルゲームのスピードスケート・アスリートとして参加され、見事な成績をおさめられるなど目覚ましい活動の成果を挙げられています。 この素晴らしい活動は、三次市がめざす「共に認めあい、支えあう福祉のまち」の実現にとっても、たいへん有意義な活動です。知的障害のある方々が、この活動に1人でも多く参加していただくことで、スポーツを楽しみ、健康を増進すると同時に、共に暮らす地域の人たちと障害や性別、年齢などをこえた友情と交流の輪が広がることに、大きな期待を寄せているところです。 行政といたしましても、人に優しいまちづくりによって、障害がある人もない人も「住んで良かった!」これからもずっと住み続けたい!」さらに、「住んでみたい!」と実感していただける、ぬくもりのある福祉施策の推進に努めてまいります。スペシャルオリンピックス日本・広島陸上競技会ますだのつぶやき連載Vol.13広報みよし No.10011三次市長 増田 和俊

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