広報みよし 100
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3つのコンセプト 皆さんは、「コンセプト」という言葉をご存知ですか?日本語では「全体を貫く基本的な概念」を表すことが多いようです。芸術や、ものづくりの場面でよく聞く言葉で、建物の設計においてもよく使われます。 (仮称)三次市民ホールの設計にあたっては、3つのコンセプトを掲げています。・地上から5m持ちあげる・大回廊を設ける・空間を使いきる これからこのシリーズでは、3つのコンセプトについて解説します。地上から5m持ちあげる 洪水氾濫という自然の力に対抗するばかりでなく、自然の力を避けながら、本市が川と共生していくことを象徴する意味が込められています。 (仮称)三次市民ホールは、施設の中心となる階を、地上から5m持ちあげています。地上から5m持ちあげることで、近年の大雨による自然災害や、昭和47年の洪水のような場合でも、一時避難所として利用できます。また、階下に駐車場を配置し、雨に濡れずに駐車場を利用できるとともに、駐車場を敷地の中央にまとめることで、周辺に緑地帯を確保することができます。 大きな公演の後は、車のエンジン音や人の声などの騒音が大きな課題ですが、この緑地帯は、敷地周辺の空間を潤いのあるものにすると同時に、騒音に対して緩衝帯としての役割も果たします。 問い合わせ先 地域振興部企画調整課企画調整係 ☎(0824)62-6115 (0824)62-6137 kikaku@city.miyoshi.hiroshima.jp 建設部建築住宅課建築指導係 ☎(0824)62-6385 (0824)62-6166 kenchikujutaku@city.miyoshi.hiroshima.jp市民ホール建設に向けてVol.11シリーズ問い合わせ先 総務部行革推進特別対策本部 ☎(0824)62-6304 (0824)62-6137 gyoukaku@city.miyoshi.hiroshima.jp 三次市の行財政改革は、コスト削減や事業縮小だけでなく、未来の展望につながる取り組みを進めます。 今月号では、三次市行財政改革大綱の5つの重点項目のうち、「①協働のまちづくり」の取り組みの一部についてご紹介します。進めます!行財政改革 vol.4シリーズ積極的な情報公開と市民との情報共有【取り組み内容】 市政懇談会や車座対話等を通じた市民対話の機会を拡充します。広報紙やホームページ、ケーブルテレビ等により、情報をわかりやすく提供します。【平成26年度までの目標】・市政懇談会等の参加人数の増加 毎年100人増・わかりやすいホームページへの見直し市民と行政の協働と連携によるまちづくり【取り組み内容】 市民と行政との対等な役割関係の強化、市民サポーター制度の構築、市職員の「新しい公共」への参加等を推進します。【平成26年度までの目標】・市民サポーター制度の制定・市職員の公共的活動への参加自主・自立の地域づくり【取り組み内容】 地域づくりへの市民団体などの取り組みを支援します。若者等のまちづくり活動への参加を促進し、自主自立の地域づくりのための人材を育成します。【平成26年度までの目標】・地域の自主的な市民活動の取り組み支援 目標30件・地域課題解決など実践的なテーマの講座開催監査機能の強化【取り組み内容】 市政の透明性、信頼性の向上のための個別外部監査制度を実施します。【平成26年度までの目標】・個別外部監査の実施※詳細については、三次市行財政改革大綱・推進計画をご覧ください。市役所本庁・各支所の窓口で閲覧できるほか、市ホームページでもご覧いただけます。※各部局長等が、平成24年度に行財政改革に取り組む姿勢と取り組み目標を掲げています。詳しくは、市ホームページをご覧ください。広報みよし No.1009

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