広報みよし 101
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3つのコンセプト (仮称)三次市民ホールの設計にあたっては、3つのコンセプトを掲げています。・地上から5m持ちあげる・大回廊を設ける・空間を使いきる コンセプトの解説第2回目の今回は、2つ目の「大回廊を設ける」について解説します。大回廊を設ける 2つ目のコンセプトである「回廊」は、文字通り市民ホールの中をぐるりとめぐっている通路的な空間です。 この回廊は市民ホールの中を人々が自由に動き回ることができるように設けられています。三次市全体を川が流れるように、施設全体を市民の皆さんが循環し、様々な文化活動の場が作れるようにと考えています。 例えるなら、回廊という街道に、練習室や大ホール、リハーサル室といった寄合所がくっついて、小さな町のような繋がりを作っています。 大きな公演がない時にも、「そこに行けば誰かがいる」、そういった公共施設となるよう、設計を行っています。 また、イベント時には、イベントの大きさや性格に応じて回廊を仕切ることで、表(お客側)と裏(楽屋側)の大きさを自由に設定することもできます。問い合わせ先 地域振興部企画調整課企画調整係 ☎(0824)62-6115 (0824)62-6137 kikaku@city.miyoshi.hiroshima.jp 建設部建築住宅課建築指導係 ☎(0824)62-6385 (0824)62-6166 kenchikujutaku@city.miyoshi.hiroshima.jp市民ホール建設に向けてVol.12シリーズ市役所新庁舎の建設に向けて~新庁舎基本設計について PART2~耐震構造 建物が地震で生じる揺れに耐えられるようにした構造。地震に耐えられるよう強度に建てられたもの。地震のエネルギーがそのまま建物に伝わるため、壁、家具の損傷等が発生しやすいとされている。◆環境共生機能 地球温暖化対策として、庁舎から発生する環境負荷の低減と維持管理費の抑制を図るため、新庁舎には太陽光発電、地中熱空調設備などの再生可能エネルギー・省エネルギー設備の導入を検討しています。 市役所新庁舎基本設計の検討内容について、現在の状況をお知らせします。◆防災・災害復興の拠点機能 「防災性に優れた庁舎」の実現に向けて、地震や風水害などの大規模災害発生時に、防災・災害復興拠点としての機能を有した施設をめざしています。 このため、特に地震対策として、「免震構造」と「耐震構造」について、導入に係る経費等を比較検討しています。免震構造 建物と地盤の間にゴムなどの免震装置を付けることで、地震のエネルギーが建物に直接伝わらないようにした構造。建物の揺れが軽減できるため、壁、家具の損傷等を防ぐことができるとされている。色の部分が回廊第5回問い合わせ先 総務部総務課行政係 ☎(0824)62-6153 (0824)62-6137 soumu@city.miyoshi.hiroshima.jp太陽光パネル(市立図書館)地中熱空調設備(酒屋保育所)免震装置広報みよし 8月号8

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