広報みよし 102
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問い合わせ先 教育委員会学校教育課学校教育係・教育指導係 ☎(0824)62-6184 (0824)62-6288 gakkou@city.miyoshi .hiroshima.jp郷土への愛着を深め自己有用感を育てる取り組み 本校の特色ある学校づくりの取り組みのうち、「サロン交流」について紹介します。このサロン交流が果たしている役割は、福祉活動の意義を実感させること以上に、生徒に“自分も役に立つ”と気づかせることにあります。生徒たちは、いろいろな場面で周りの期待に応えようと頑張っています。この活動は、“地元の高齢者の方と交流をもつことで、福祉に関する興味・関心を持ち、ボランティア精神を育て、郷土川地への愛着を深める”こと、さらには、“縦割り班で活動することで、計画力・意志決定力・協調性・コミュニケーション能力・情報活用能力・表現力等を育成する”ことをねらいとしています。今年も、地域の5カ所のサロンへ出向いて交流しました。初めは遠慮がちだった生徒たちが、声を上げて喜んでおられるお年寄りに励まされるかのように、だんだんと自信を深め、積極的な働きかけができるようになりました。 また、第1学年は、青河地区の地域交流活動に参加し、高齢者の方々と一緒に銭太鼓に触れる機会がありました。本校の卒業生でもある保存会の講師にご協力いただき、銭太鼓を手作りし、校歌に合わせた演技の練習へと活動が広がっていきます。この演技は、今後文化祭などで披露する予定です。 地域の高齢者とのサロン交流心を一つに、キャンプファイア銭太鼓の練習風景校長大おお下した 邦くに彦ひこ確かな学力 豊かな心 一人一人が輝く学校 青河小学校は、全校児童25人。故郷を愛し、高い志を持つ、知・徳・体の調和のとれた児童を育てることをめざしています。今年度は特に、気持ちのよいあいさつ、履物揃え、高学年のリーダー性の育成に力を入れています。 夏休みに恒例の「いきいきキャンプ」を行いました。この全校参加のキャンプで、児童は、縦割り班で協力しながら、野外炊飯、テント設営、キャンプファイア等の活動に挑戦しました。25人のうち、1年生が7人と多い今年、高学年の児童たちは、指示を出すことの難しさを感じつつ、教えたり助けたりしながらキャンプを盛り上げました。中学年・低学年の児童たちも、自分にできることを精一杯頑張りました。一人ひとりが輝きを増したひとこまでした。 今後も、家庭・地域および中学校と連携し、義務教育9年間のスパンで子どもたちの成長を図ってまいります。力を合わせてテント設営校長下しも田だ 康こう誠き青河小学校広報みよし 9月号12川地中学校ふるさとを愛し、高い志を持つ 川地小学校は、今年4月に志和地小学校と統合し、新しい学校としてスタートを切りました。 校訓である「高志」をスローガンに、ふるさとを愛し、高い志を持つ児童の育成をめざし、「地域体験活動」や「外国語活動」を柱に取り組みを進めています。また、保育所、小学校、中学校が連携した教育にも力を入れており、生活科での1年生と保育所園児との交流学習や、中学生が小学生に英語を教える外国語活動の合同授業などを通して、保・小・中の円滑な接続をめざしています。 これらの取り組みは、川地地域の保育所の年長児から中学3年生までが一堂に集まって開催する合同公開研究会(10月17日開催予定)で発表する予定です。 これからもご支援、ご協力をよろしくお願いします。保育所園児との交流学習校長大おお原はら 俊とし哉や川地小学校

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