広報みよし 102
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あんしん●自主防災について、災害等何かあったときに、コミュニティセンターでは鍵を開けるだけでいいということを聞いた。鍵の問題や備蓄の問題、あるいは対応の問題など、自主防災組織のあり方をどのように考えているのか伺いたい。答自主防災組織の設立については、現在全力を挙げて地域の方にお話をし、お願いをしています。例えば、要援護者の方にどのように避難していただくかということも、市だけではできない部分があり、皆さん方に支援をいただき、一緒に災害に立ち向かっていきたいという思いです。 避難所については、一時的に避難するところ、ある程度の人員を収容できるところなど、現在分類をしています。また災害によって危ない避難所もあり整理をしていきます。実際の災害時には、職員も各地域の避難所へ出向いていくといった対応もしっかりやっていきたいと思います。 備蓄については、一定の備蓄はしていますが、災害の規模等によっては賄いきれないことが想定されます。このため、「生協ひろしま」と協定を締結し、食料や物資の供給、また、庄原市、安芸高田市、島根県飯南町、邑南町などとも災害協定を結び、お互いに協力体制がとれるよ練など、総合的な防災訓練等のできる訓練場をつくっていただきたい。答各方面隊や分団があり、1カ所の訓練場で済むのかという問題もあります。訓練の場所や資材等の整備について協議し、できるとこから進めていきたいと考えています。 ぬくもり●高齢者の見守りは、民生委員の皆さんが行われているが、住民自治組織等が協力して回数を増やすなど、一緒になって見守りをする際には、どの様な問題があるのか教えていただきたい。答民生委員の皆さんだけでは回り切れないところには、民生委員の皆さんと連携を図りながら、補助的な役割で見守りをしていただくという協力員制度を設けています。 一方でプライバシー保護との関係があり、本人の同意をいただくことが必要になるなどの課題もあります。住民自治組織等や民生委員の皆さんと連携のあり方について、具体的に協議をさせていただきたいと考えています。●三次市は介護保険料が、県内でも高くなったが、介護を受けやすい環境にあり、良いことだと思う。うにしています。 ご支援、ご協力をいただき、ともに自主防災あるいは自助、共助、公助の取り組みを進めていきたいと考えています。●今年は4年に1度の消防小型ポンプ操法大会があり、消防団の各方面隊・分団は学校のグラウンド等で訓練を行っているが、ほとんどの訓練場では照明設備がない。自分の車をサーチライトがわりにしながら、暗い中で懸命に訓練をされている。また、訓練コースもマットの布設が無いなど、大会のコース設定とは異なる条件で訓練をしている。 消防団員の技能向上のために、消防操法訓練や水防訓練、人命救助訓 高齢者は今後15年程度は増加傾向にあり、その後は減少していくと言われている。今後グループホームや介護施設をつくるに当たっては、慎重にシミュレーションを行いながら計画していただきたい。施設にお金をかけずに介護を充実させるという手段など、介護サービスの検討にも取り組んでいただきたい。答介護保険料については、現在の介護サービスを維持し、向こう3年間を見込んだ時には、この金額にせざるを得ませんでした。 施設入所を希望されている自宅待機者で、要介護4・5の方が多い中での高齢者施設の整備凍結は、苦渋の選択ではありますが、24時間体制での介護サービスの提供など、在宅でもしっかりと介護ができるように支援していきたいと考えています。●市立三次中央病院へ行ったのだが、ここでは診ることが出来ないと言われた。もし、心臓が悪い急患が出た場合でも、他の病院へ転送されるのではないかと思う。患者をもつ家族にとっては、安佐市民病院や広島市民病院へ行くことは負担が大きいので困る。 県北の中核病院として、全部そこで診てもらえるように、医療体制の充実を図ってほしい。答市立三次中央病院では、現在19診療科がありますが、心臓広報みよし 9月号4

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