広報みよし 102
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原因はあなた自身の餌付け あなたの集落で年々被害がひどくなるなら、その原因は、あなたの集落のみんなで餌付けを進めている以外に原因はありません。 集落総出で何キロもの柵を設置したのに被害が止まらないというのは、その柵が餌付けを進めてしまう設置方法、管理方法になってしまっているだけのことです。柵が出来れば、動物は必ず柵にそって歩きます。そんなことも知らずに、人間の都合で道路など一箇所でも閉鎖できない箇所を作ってしまえば、その柵は平気で集落内の道路を歩くことを教え、彼らの餌場を広げるだけの餌付け柵です。 餌付けされた動物は、遠い山ではなく集落内に潜みます。それを知らないから、潜み場を無くす作業や追い払いもやらずに、いきなり柵を設置してしまう。最初からサファリパークですよね。 駆除だって、箱ワナに来ているイノシシの足跡サイズも確認せず、最初にウリ坊をとってしまえば、毎年5匹も仔を産みながら自分は絶対に捕まらない親イノシシを餌付けするだけのことです。 住人は見ているだけ、来たら駆除を頼むというのは、里に定住するサルを増やすだけの餌付けだということも知っておいてください。 「知ること」がいかに大切か、少しは分かっていただけましたか? 「鳥獣被害防護柵設置事業補助金」の申請締め切りは、10月末となっています。 防護柵の設置を検討されている方は、農政課にご相談ください。問い合わせ先 産業部農政課農林振興係 ☎(0824)62-6163 (0824)64-0172 nousei@city.miyoshi.hiroshima.jp知ってからやる獣害対策vol.2このコーナーでは、農作物野生鳥獣害対策アドバイザーの 井いの上うえ雅まさ央てるさんにより、獣害対策について、わかりやすく解説していただきます。市役所新庁舎の建設に向けて~新庁舎建設事業市民説明会を開催します~第6回 市では、これまで「三次市新庁舎建設基本計画」に基づき、新庁舎の基本設計を行ってきました。建物の概要、レイアウト等、基本設計について、次の日程で説明会を開催します。 多数の皆さんのご参加をお待ちしています。●と き 10月10日㈬ 19時~●ところ 十日市コミュニティセンター1階ホール問い合わせ先 総務部総務課行政係 ☎(0824)62-6153 (0824)62-6137 soumu@city.miyoshi.hiroshima.jp※井上雅央さんの詳しいプロフィールは、「広報みよし」8月号をご覧ください。 現在の本館を解体し、その場所に新館を建設します。新館と東館は増築するモール棟(屋根つき通路)により接続し、一体的に利用できる庁舎とする計画です。※�図はイメージであり、確定したものではありません。新庁舎配置イメージ図広報みよし 9月号8

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