広報みよし　103

14/36

餌付けは「人なれ学習」から 獣害対策とはズバリ、一人でも多くの人が餌付けをやめることにつきます。そのためには、餌付けがどうすれば成功するのか知っておく必要がありますね。 実は、餌付けに成功する条件はたった二つ。一番目の条件が「人なれ学習」、二番目が豊富な餌の準備です。何をやってもダメなら、それは二つの条件がそろったままということです。いくら動物にとっていい餌があっても、怖くて畑に近づくことが出来なければ餌付けは成功しないはずですよね。実は意外なところで、あなた自身が知らぬ間に「人なれ学習」をしているのです。 集落内で、夜に農道を車で通ったらシカを見たことがあるあなた。道端でシカが草を食っているのに、それを見ながら横を通ってしまったとしたら、それだけであなたはシカに、「このあたりは車も乗ってるヒトも怖くないぞ」ということを学習させてあげたことになるのです。家屋(たとえそ問い合わせ先 産業部農政課農林振興係 ☎(0824)62-6163 (0824)64-0172 nousei@city.miyoshi.hiroshima.jpれが廃屋でも)や畑の至近距離にちょっとしたススキやカヤの草むらができてしまったり、収穫もせん定もやめたイチジクやウメなど数本の放任果樹の茂み、棚が朽ちてジャングル状態のキウイフルーツなどがあるだけで、イノシシやクマなどの動物は安心してそこに潜み、人声や農機の音などに慣れていきます。知ってからやる獣害対策vol.3このコーナーでは、農作物野生鳥獣害対策アドバイザーの 井いの上うえ雅まさ央てるさんにより、獣害対策について、わかりやすく解説していただきます。※井上雅央さんの詳しいプロフィールは、「広報みよし」8月号をご覧ください。 三次市の行財政改革では、組織経営マネジメントの改善やオープンな議論ができる組織風土改革、職員の政策形成能力の向上、職員定員の適正化、総人件費の抑制などの取り組みを進めます。 今回は、「三次市行財政改革大綱」の5つの重点項目のうち、「⑶市役所の自己変革」の取り組みの一部をご紹介します。問い合わせ先 総務部行革推進特別対策本部 ☎(0824)62-6304 (0824)62-6137 gyoukaku@city.miyoshi.hiroshima.jp進めます!行財政改革 vol.7シリーズ電気柵を使用される方へ 感電防止、安全確保のために、次のことを守りましょう!①電気柵の電気を30ボルト以上の電源(コンセント用の交流100ボルト等)から供給するときは、電気用品安全法(昭和36年法律第234号)の適用を受ける電源装置を使用すること。②①の場合において、人が容易に立ち入る場所に設置する場合は、危険防止のために、15ミリアンペア以上の漏電が起こったときに、0.1秒以内に電気を遮断する漏電遮断器を設置すること。③周囲の人が容易に視認できる位置や間隔、見やすい文字で危険表示を行うこと。 「鳥獣被害防護柵設置事業補助金」の申請締め切りは、10月末となっています。 防護柵の設置を検討されている方は、農政課にご相談ください。※�詳細については、三次市行財政改革大綱・推進計画をご覧ください。市役所本庁・各支所の窓口で閲覧できるほか、市ホームページ(基本情報「行財政改革」)でもご覧いただけます。※�各部局長等が、平成24年度に行財政改革に取り組む各部局長の基本姿勢と各課等が重点的に取り組む項目の目標、第1四半期の進捗状況を公表しています。詳しくは市ホームページをご覧ください。取り組み内 容平成26年度までの目標効率的で柔軟な組織体制の確立職員からの事務事業などに関する改善提案を活用する体制や自由な発想と意見が出せる環境を整備します。社会情勢や財政状況に的確に対応できるスリムで効率的な組織を構築します。・各年度の職員提案数40件以上、発表件数10件以上・ワンストップサービスの推進など市民の利便性を向上定員の適正化退職者数の1/3新規採用のルールによる定員管理の適正化を継続して推進します。・正規職員59人の削減総人件費の抑制と内部管理経費の削減社会、経済情勢に対応し、市民の理解が得られる給与制度の適正化を進めます。事務経費などの内部管理経費をあらゆる角度から精査し、削減を行います。・給与などに関する各制度の見直しを進め、総人件費を縮減・内部管理経費を平成22年度決算値の10%削減職員の人材活用と育成一人ひとりの職員の特性を活かし、能力を最大限に発揮させるため、人材マネジメント制度(育成型人事評価制度や人材育成基本計画に基づく体系的な研修制度の構築など)を整備します。・第3次三次市人材育成基本計画の策定・すべての職場で人事評価制度の運用を実施広報みよし 10月号14

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer9以上が必要です