広報みよし 103
2/36

特集1新庁舎建設基本設計がまとまりました~建設後57年が経過した本館を建て替え、利便性が高く、防災・災害復興の拠点となる庁舎へ~市役所新庁舎の建設に向けて(第7回) 市では、新庁舎建設に向けて、外観のイメージや建物の配置などをまとめた「基本設計」を作成しました。今後は、実施設計に着手し、新庁舎建設に向けて計画的に事業を進めていきます。東館の改修も含め、新庁舎の完成は平成26年度末を予定しています。 今月号では、「新庁舎建設基本設計」の概要をご紹介します。新庁舎建設の目的◆利便性の向上 分散配置している各部署を可能な限り新庁舎に集約し、ワンストップサービスを拡充することにより、市民の皆さんの利便性を向上させます。◆防災・災害復興の拠点 災害時に被災した市民を支援する災害支援拠点機能と復旧・復興拠点機能を有した施設を建設します。新庁舎建設事業の概要▽建設地 現在地に本館解体後建設▽延床面積 新館 約6,000㎡(参考:東館 約2,500㎡)▽構造 鉄筋コンクリート造▽階数 地上7階建▽高さ 約30m概算事業費▽建設工事 約24億円 新庁舎建設、用地購入(駐車場用地等)、設計・監理、本館解体などに要する経費設計コンセプト◆人にやさしい庁舎 新庁舎と東館を「モール(通路)」によって一体的に接続し、来庁者用玄関を3方向に設けて、わかりやすく利用しやすい庁舎とします。◆ワンストップサービス 分散配置している各部署を可能な限り新庁舎に集約し、ワンストップサービスを拡充します。 様々な来庁者が利用しやすい施設として、ユニバーサルデザインに配慮するとともに、来庁者の利用頻度の多いフロアに多目的トイレやキッズスペースを設置します。◆災害に強い庁舎 新庁舎は、免震構造とし、大地震発生時にも災害対策の拠点、近隣住民の一時避難機能を有し、防災、災害復興の拠点として機能する施設とします。また、自家発電システムを設置し、災害時に電力会社からの供給がストップしても、庁舎機能が維持できるようにします。◆合理的な庁舎 新庁舎の各階の執務室の仕切りを少なくして、組織・機構の変更に柔軟に対応できる施設とします。◆環境にやさしく経済性に優れた庁舎 太陽光発電パネルなどの自然エネルギーを有効に活用し、庁舎から発生する環境負荷を低減します。配置計画 現在の本館を解体し、その跡地に新庁舎を建設します。新庁舎と東館をモール(通路)で接続することにより、新庁舎と東館が一体的に利用可能となるよう配置します。 庁舎東側に来庁者用駐車場を整備し、来庁者の利便性に配慮します。 中央玄関付近に屋根付きの思いやり駐車場、車寄せを設け、障害のある方や高齢の方、乳幼児を伴う保護者などにも利用しやすい庁舎とします。庁舎(新庁舎・東館)の階層イメージ◆1~2階 来庁者の利用頻度の多い総合窓口部門、財務部門(税関系)、福祉部門、子育て部庁舎北側からのイメージ図新 館東館(既存建物)広報みよし 10月号2

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer9以上が必要です