広報みよし 106
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「地上から5m持ちあげる」 「大回廊を設ける」 「空間を使いきる」三つのコンセプトを掲げる(仮称)三次市民ホール。実施設計が完了しましたので、説明会を開催します。皆さんお誘い合わせの上、ぜひお越しください。ⓒ筒井義昭市民ホール建設に向けて第4回(仮称)三次市民ホール建設 設計説明会を開催しますVol.16シリーズ問い合わせ先 産業部農政課農林振興係 ☎(0824)62-6163 (0824)64-0172 nousei@city.miyoshi.hiroshima.jp 前回は、「やってもらう」より「自分でやる」話でした。 地域にすぐに補助事業を口にする行政依存型のリーダーさんがいるところでは、地域全体のやる気、創意工夫、連帯感が封印され、いつまでたっても「やってもらう」から卒業できません。 これに対して、「自分でやる」気のリーダーさんがいる地域では、自分たちがいったい何をやるべきか、みんなで勉強し始めますよね。「自分でやる」ことの特徴は、視察した人たちが、「これならできそう」って気持ちになり、あちこちで「自分でやり始める」ことです。 島根県の美み郷さと町吾あ郷ごう地区をモデルに、広島県でも、大規模農家も家庭菜園だけの住民も、みんながサルを追い払い、放任果樹を伐採するなど、地域のリーダーさんが率先して市の職員に混じって勉強会に出たり、共同作業で汗を流す地域も増えてきました。 一方で、そういう地域を紹介されては面子にかかわるという困った役所もあります。まずは、お役所自身、余程の意識改革が必要ってところかな。 さて、いよいよ次回からは、「餌付けをやめて、獣が見向きもしない集落を作るには、この順序しかない」ってお話です。知ってからやる獣害対策vol.6このコーナーでは、農作物野生鳥獣害対策アドバイザーの 井いの上うえ雅まさ央てるさんにより、獣害対策について、わかりやすく解説していただきます。※井上雅央さんの詳しいプロフィールは、「広報みよし」8月号をご覧ください。大切な地域のリーダーさん■2月9日(土)13時30分~■三次市文化会館2階 大会議室【説明会についての問い合わせ先】 地域振興部企画調整課企画調整係 ☎(0824)62-6115 (0824)62-6137 kikaku@city.miyoshi.hiroshima.jp【建設工事についての問い合わせ先】 建設部建築住宅課建築指導係 ☎(0824)62-6385 (0824)62-6166 kenchikujutaku@city.miyoshi.hiroshima.jp【管理運営についての問い合わせ先】 教育委員会社会教育課文化スポーツ係 ☎(0824)62-6191 (0824)64-0067 shakai@city.miyoshi.hiroshima.jp青あお木き 淳じゅんさん(仮称)三次市民ホール設計者説明者青木淳(あおき・じゅん)プロフィール 1956年 横浜生まれ 1982年 東京大学工学部建築学修士課程修了 1983-1990年 磯崎新アトリエ勤務 1991年 青木淳建築計画事務所設立 主な作品に、青森県立美術館、潟博物館、遊水館、雪のまちみらい館、ルイ・ヴィトン表参道など。 文部科学大臣芸術選奨新人賞、日本建築学会賞、吉岡賞など受賞。 主な著書に、「原っぱと遊園地」、「原っぱと遊園地2」、「JUN AOKI COMPLETE WORKS1:1991-2004」、「JUN AOKI COMPLETE WORKS2: AOMORI MUSEUM OF ART」など。 http://www.aokijun.com/広報みよし 1月号14

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